年末年始休業のご案内はこちら(※1/4から営業開始します)
なら 手数料無料で 月々¥660から
出版社 : 講談社 (2011/7/16)
発売日 : 2011/7/16
言語 : 日本語
単行本 : 120ページ
画家も手づかみで食べていた!?
---------------------------------------------
フェルメールの作品を傍らに、17世紀オランダの暮らしと食という角度から、彼の残したわずかな影法師を追いかけます。
17世紀のレシピ5品、現代オランダのレシピ11品のほか、フェルメール全作品美術館案内も掲載。
「17世紀黄金のオランダ」を訪ねて
フェルメール所蔵 全美術館紹介
<17世紀のレシピ5品>
サラダ/ホワイトアスパラ/牡蠣のシチュー/ひき肉のローストレモンソース添え/パンプディング
<現代オランダのレシピ11品>
ヘーリングの燻製プレート/マスタードスープ/エルデンスープ/野菜と肉のジャガイモマッシュ/豚肉のソテー オランダ風/ほうれん草とゆで卵 ジャガイモ添え/チコリのグラタン/ダッチシチュー/セモリナプディングほか
ミュージアムショップスタッフ【ムライ】オススメ
--------------------------------------
可愛いイラストもみどころです。
フェルメールの生きた時代を想像し、どんなものを食べていたのか想いを馳せる。
当時のオランダの生活や、着ていた洋服など様々な視点からフェルメールの生活を紐解いていく内容となっています。
「実際にフェルメールが食べていたのか?」それは必ずしも事実でないのかもしれませんが、きっとそうだったのだろうと考えるのは楽しい時間なのではないかと思います。
フォークをあまり使わない文化だったことや、保存の効く食べ物が主であったことなど。
描かれた作品の中のモチーフになっているものも、読んでいけばその当時を反映していることが分かってきます。
何よりも美味しそうな料理たちは、見ているだけでお腹がすく、魅力の詰まった内容となっています。
レシピが掲載されているので、実際に作ってみてはいかがでしょうか。
目次
--------------------------------------
はじめに
17世紀オランダ「黄金時代」
作品ギャラリー
フェルメールとその暮らし
・画家の後ろ姿を探して
・フェルメールを巡る古文書
・デルフト ゆかりの地を訪ねて
・フェルメールのデルフトマップ
室内の彩り
ファッション
・人々の暮らし
・食卓の風景
フェルメールの食卓
・17世紀のレシピ
・現代オランダのレシピ
フェルメール 練り絵の具のレシピ
フェルメールの家族たち/略年譜
フェルメール散策 デルフト案内
フェルメール全作品美術館案内
掲載作品リスト
主要関連書籍
作者
--------------------------------------
林 綾野
キュレーター アートキッチン代表
美術館での展覧会企画、美術書の企画、執筆を手掛ける。
これまでに手掛けた展覧会は「ホルスト・ヤンセン 北斎へのまなざし」
「パウル・クレー線と色彩」「英国植物画の世界」「ピカソとクレーの生きた時代」など。
主な著書に「ゴッホ旅とレシピ」「モネ 庭とレシピ」(以上、講談社)、
共編著者に「ロートレックの食卓」「クレーの食卓」(以上、講談社)、
「クレーの詩」「クレーの旅」(以上、平凡社)などがある。
*こちらは、東京都美術館で開催の「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展2022年2月10日(木)~4月3日(日)」公式グッズとは異なります。ご注意ください。
新商品やキャンペーンなどの最新情報をお届けいたします。