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作品名:真珠の耳飾りの少女
サイズ:14.8×21cm
素材:紙、罫線入り
実用性の高いミュージアムグッズ
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アートな文房具に、ノートが加わりました。
メモ帳としても、便利に使えそうな薄手のノートです。
罫線入りで文字も書きやすく、記録用にぴったり。
ハンドバッグに入りそうなA5サイズのノートは、持ち運びやすい大きさ。
大きすぎず、小さすぎず、活躍の場が広がります。
薄くて軽いため、展覧会のお供に持って行き、作品の解説や感想を記録するのもいいかもしれませんね。
趣味でも仕事でも学校でも日常使いしながら、そのアートな表紙が周りからの注目を浴びそうですね。
オランダの「モナ・リザ」
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頭に巻くターバンの青と黄色の対比が印象的な、少女の作品。
フェルメール作品の中で、最も人気のある作品と言っても過言ではない、有名な傑作です。
鮮やかな色のファッションをまとった少女の耳には、大ぶりの真珠がきらりと光り、黒く塗りつぶされた背景の中で、少女は圧倒的な存在感を放っています。
そのため、「オランダのモナ・リザ」とも呼ばれているとか。
一際目に飛び込んでくるウルトラマリンブルーのターバンは、ラピスラズリを原料とした鮮やかな青い顔料で描かれており、これが人気の「フェルメール・ブルー」です。
青と黄色の補色関係を効果的に組み合わせた作風は、後の印象派に影響を与えたとも言われています。
フェルメールの死後、競売にかけられた際は日本円で3千円~1万円、という値で落札されたこともあるらしく、作品価値が認められたのは最近とのこと、驚きですね。
作品
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真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)
1665~1666
オランダ、マウリッツハイス美術館蔵
作家
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ヨハネス・フェルメール Johannes Vermeer(1632 - 1675)
オランダ、バロック絵画を代表する画家。レンブラントと並ぶ17世紀オランダ黄金時代の代表的画家です。「光の魔術師」とも呼ばれ、光の柔らかさの表現は巧みであり、写実的な画風、綿密な空間構成を特徴とします。1632年にオランダのデルフトにて、居酒屋と宿屋を営みながら絹織物職人や画商をしていた父のもと、生まれました。15歳で画家に弟子入りをし、画家と家業の2足のわらじを履いていましたが、戦争の影響もあり40歳で生活は破綻し、43歳という若さで短い生涯を終えました。代表作「真珠の耳飾りの少女」にも使用されている、ウルトラマリンを由来とした「フェルメール・ブルー」はとても鮮やかな青色で、人気を博しています。
30数点の希少な作品
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寡作な作家としても知られているフェルメール。
生涯最大のパトロン、醸造業者で投資家でもあるピーテル・クラースゾーン・ファン・ライフェンの支援によって、年間2~3作というペースで、たっぷりと時間をかけて制作できたとも考えられています。
現存する作品は、33~36点(研究者による)と非常に少ないです。
そのほとんどが、市民の生活を切り取った風俗画であり、人物の服からは当時のオランダで流行していたファッション、室内のインテリアからは当時のオランダの時代的背景が読み取れ、オランダ黄金時代を的確に切り取った作品となっています。
ビッグダディ+マスオさんだったフェルメール
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フェルメールは結婚していましたが、その子供の数はなんと13人!!
画業では養うこともままならず、裕福だった妻の母と同居し、いろいろと助けてもらっていたようです。
そのおかげで、「フェルメールブルー」とも呼ばれているラピスラズリを原料とする「ウルトラマリン」を、絵に使用できたとか。
ラピスラズリは青い宝石(いわゆる瑠璃といわれる鉱物)であり、当時純金と同じほどの価値があったようです。
とはいえ、1675年に43歳という若さでこの世を去るまでに残した莫大な負債は、彼を苦しめ、フェルメールの死後、家族もまたそのことで苦労したようです。
正確な遠近法はカメラ・オブスクラのおかげ!?
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フェルメールの絵画は主に室内画が多いのですが、人物と室内の家具などの遠近法が、とても正確であると評価されています。
そのため、「カメラ・オブスクラ」と呼ばれる、ピンホールカメラと同じ原理の投影像装置使用し、描写の参考にしたともいわれています。
物体をスクリーンに映し、それをトレースすることで、正確な遠近法が表現できると、当時の画家の素描にも多く使われていました。
作品の中の人物をよく見ると、手元や輪郭線のぼやけた様子が見られませんか?
それは、「カメラ・オブスクラ」を使用したからだとも言われています。
また、光を表現する際に、白い点で表現する技法(ポワンティエ技法)をよく用いた理由も、「カメラ・オブスクラ」でピントがボケたときの影響ではないか、と考えられています。
フェルメールの本名はとても長かった!
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「フェルメール」という名は、通称だとご存知でしたか?
本当の名は、ヤン・ファン・デル・メール・ファン・デルフト (Jan van der Meer van Delft)。
ファン・デルフトは「デルフトの」という意味で、デルフト生まれのフェルメールが同姓同名の人物と間違えられないように付け加えられたものと言われています。
また、別の名だった父の姓は「ファン・デル・メール」に改姓されているのですが、原因はわかっていません。
そして、フェルメールはなぜ「ファン・デル・メール」を短縮して「フェルメール」という呼び名にしたのかも分かっておらず、謎は解けていません。
*こちらは、東京都美術館で開催の「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展2022年2月10日(木)~4月3日(日)」公式グッズとは異なります。ご注意ください。
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