SOLD OUT
作品名:ヒッポスモール
サイズ:4.4×7.3×4.7cm
素材:合成樹脂製
古代エジプトからの想いを込めて
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古代エジプトの守り神としてつくられたカバの像が、手のひらサイズの可愛らしいミュージアムグッズになりました。
このグッズは、本場エジプトで製造・手作業によって彩色された珍しい商品です。
デスクに、玄関に、飾り棚にさりげなく飾れそうなアートなオブジェです。
パティナ(PATINA)とは、「古色」「色仕上」などと訳され、温度変化や傘下によって、自然、または故意に表面の色合いを変える技法のことです。
エジプトグッズらしく、オリエンタルな雰囲気を醸し出していますね。
古代エジプト人にとって、カバは世界で最も危険な動物の1つでした。
カバは人を襲うナイル川の王者で、エジプト王家ではスポーツ・ハンティングの対象だったそう。
そこで当時の王様たちは、ミイラと共にお守りとしてカバの置物を埋葬していたようです。
一方、古代エジプトでは、人間はこの世での生を終えると、来世で復活すると考えられてきました。
そしてカバは、その再生の守り神とされていたともいいます。
古代エジプトの人々は、亡くなった大切な人との来世での再会を夢見て、小さなカバを墳墓に埋葬したのかもしれませんね。
世界中にいる青いカバ
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エジプトのカバの置物の中では、青いカバが有名です。
エジプト中王朝、紀元前2,000~1800年頃に制作された陶器製の青いカバは、王家の副葬品から見つかりました。
墓は既に盗掘されていましたが、運よく横穴にさまざまな副葬品が残っていたとのことです。
有名な青いカバは、「幸せを呼ぶ」とされ、古くから害悪や災いを防ぐお守りとされてきました。
青いカバは、世界各国で保管されており、見ることができます。
一番有名なのは、ニューヨークのメトロポリタン博物館にある青いカバ。
青いカバは「ウィリアム」と愛称で呼ばれ、メトロポリタン美術館のマスコットにもなっています。
とある学芸員が勝手に名付けた名前らしいですよ。
他には、フランスのルーヴル美術館にいる青いカバは「ヒッポ」。
日本の中近東文化センターの青いカバの名前は「ルリカ」です。
イギリスの大英博物館の青いカバには、残念ながらまだ名前がないとか。
他にも、名のないカバが多数存在しているらしいですよ。
作品
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守り神 カバの像
紀元前2,000~1800年頃
作者不明 エジプシャン
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