hmm, by 東京都美術館ミュージアムショップ | ふむふむ

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2022/09/02 12:12


前回、ムンク飴の製造現場をレポートしましたが、
普段見られない職人さんの様子を覗くことができて、
あれが‥こうなって‥こうなる!?とワクワクが止まらず、大変好評でした!

▼前回のムンク飴のレポートはこちら

次は第2弾として、こちらの柄が出来上がっていく様子をお届けします!
あの有名な”微笑”する〇〇!?
何の作品をモチーフにした飴が出来上がるでしょうか!
今から、工房を覗いてみましょう。


顔のパーツ作りは目と鼻から

まずは、飴の中心になる顔の部分から。
だれかを覗いているような…
黒目の位置で、視線をうまく表現しているのがポイントですね。

顔が出来上がってきた!


ここまでくると、「これは顔である」ということがハッキリしました!
よく見ると、同じペールオレンジの飴で顔を組み立てるのに、
“鼻”、“頬”、“おでこ” など、細かくくっつけて、顔の表情を作りあげているんですね。
鼻の輪郭や、あごと首の境目が、黒や茶色ではなく、
透明色の飴をチョイスするところが職人の技ですね。

板状に平たくした飴で髪の毛を表現

転がしながら、髪の毛を巻いていきます。
一枚の飴で、長い髪の毛を表現していますね。
 
髪の分け目まできっちり再現。
このペールオレンジの分量が、出来上がりのサイズになったとき、どれくらいのアクセントになるのか、
熟練の職人さんでないと難しいポイントなのではないでしょうか。
多すぎると河童になり、少なすぎてもつぶれて分からなくなってしまいますからね。

丸く整えて


出来上がりが丸い形状になるように、整えます。
…ちょっと待ってください!
私は気づきました。
丸くするために、顔の周りを全て同じ飴で整えているのだと思っていましたが、
顔と緑飴(マスカット味)の間に、白い飴を挟んでいます!
これがどんな効果をもたらしているのでしょうか。

長く伸ばされ完成間近!


見てください!
あの巻き寿司のような、巨大な飴を細く伸ばすと…
これはまさしく、ダヴィンチの「モナリザ」さんではありませんか!
視線、微笑、あのアンニュイな表情が見えてきましたね。

どの飴からも視線を感じる…


千歳飴状態の棒をカットし、一粒飴が出来上がりました。
そして、そして!
顔の周りに添えていた、白い飴ちゃんたちがどうなったかというと、
モナリザの顔をきれいに際立たせる役割を持っていたことが、完成品から見て取れました。
完成品しか知らなかったら、この白い飴の存在に気が付かなかったかもしれません。


この後、集められた飴は、個包装の工程へと進みます。
他の飴たちと一緒にパッケージングされ、完成です♪

「Who am I?」って?


「Who am I?」は、名画のキャラクターたちが「私は誰でしょう?」と、
手に取った方に話しかけるイメージで名付けました。

顔が少しばかり“へにょっ”となっていても、それはご愛敬。
職人さんの愛情と、キャラクターの愛らしさは、きっと伝わるはず!
ぜひお手に取って、その可愛らしいキャンディたちを楽しんでくださいね。

ヒミツの製造現場レポート「モナリザの飴ができるまで」は、いかがでしたでしょうか。
職人さんが丹精を込めて作りあげていく様子が、少しでも伝わったら嬉しいです。
次回は、何の柄のレポートになるのでしょうか。
楽しみにお待ちください♪

▼第2弾レポートはこちらで公開中


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