SOLD OUT
サイズ:20×50cm
素材:ポリエステル100%
仕様:六曲一双屏風仕立 化粧箱納
「樹花鳥獣図屏風」がミニチュアサイズに
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奇想の絵師 伊藤若冲の代表作「樹花鳥獣図屏風」が、お部屋のインテリアとして楽しめるミニチュアサイズになりました。白象・鳳凰が各隻の主役であるところから、おめでたい屏風となっています。小さいながらインパクト大な若冲の作品が、お部屋の主役になってくれます。広げるだけですぐに飾ることができ、使わないときは小さくたたんで化粧箱に収納しておけるので、お部屋の邪魔にもなりません。
作品
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作品名:樹花鳥獣図屏風
作家名:伊藤若冲
制作年:江戸時代(18世紀)
所蔵先:静岡県立美術館
伊藤若冲による、六曲一双の屏風です。右隻には、象や獅子、牛や鹿など、さまざまな獣と樹花が配されています。左隻では、鳳凰や雉、孔雀など、鳥と樹花が描かれていて、動物と鳥たちの楽園がテーマになっています。
本作は、升目描きという、若冲が発明したと言われている技法で描かれています。約1cmの方眼を描き、その一升ごとに色を塗り分け、塗り重ねて濃淡や陰影までも表現するという、大変な作業です。そうして出来上がった作品は、樹花や鳥獣がたくさん集まる様子に迫力をもたらし、華やかな楽園の空気を醸し出しています。
作者
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伊藤若冲 Jakuchu Ito(1716-1800年)
江戸時代の画家。平成になって人気が爆発した、珍しい絵師です。京都・錦市場の青物問屋「桝源(ますげん)」の長男として生まれました。幼少期から絵の才能を発揮し、10代半ばで狩野派の大岡春卜(しゅんぼく)に師事したとされます。父の死後、その跡を継ぎましたが、40歳の時に家督を弟に譲り、絵師としての道に進み始めます。身の回りの動植物を丁寧に観察し、写生することによって独学で学び、85歳でこの世を去るまで、精力的に描きました。色鮮やかに、超絶技巧ともいえる細部へのこだわり、圧倒的な描写力は、今の世も観る人を魅了します。
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