サイズ:ポストカード/14.8×10.5㎝
フレーム/16.3×11.8×2.2㎝
素材:ポストカード/紙
フレーム/ガラス、MDFボード
デ・キリコの作品カードをインテリアに
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デ・キリコの作品「La grande tour」を雰囲気を引き立てるフレームにセットしました。作品の持つ不思議な世界観を、お部屋でもいかがでしょうか。
シンプルなホワイトカラーのフレームは、さまざまな雰囲気のお部屋やインテリアに合います。
フレームをはずせば、中身はポストカードとしてご利用いただけます。
※こちらのセットはオンラインショップ限定販売です。
作品
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作品名:La grande tour
作者名:ジョルジョ・デ・キリコ
制作年:1913年
所蔵先:ノルトライン=ヴェストファーレン20世紀美術館(ドイツ・デュッセルドルフ)
射撃用の窓のある巨大な白い塔を描いたこの作品は、ピカソの作品をはじめ、多くの西洋近代美術の名品を収蔵しているノルトライン=ヴェストファーレン20世紀美術館に収蔵されています。
1911年、パリへ向かう途中、敬愛するニーチェと縁の地でもあるトリノで数日間を過ごしたデ・キリコは、広場やアーチ状の建築に深く心を動かされます。現実では実現不可能な建築をモチーフとして取り入れることによって、形而上の世界を視覚化し、絵画の中で成立させました。
この頃のデ・キリコは、塔をモチーフにした作品を多く残しており、初めて売れた作品も塔を描いたものでした。
作家
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ジョルジョ・デ・キリコ Giorgio de Chirico(1888-1978)
20世紀に活躍したイタリアの画家であり、彫刻家。ニーチェやショーペンハウアーの思想、ベックリンやクリンガーらの作品に影響を受けたキリコは、1910年頃より空虚な都市風景、マネキン、奇妙なゆがみをみせる遠近法、幾何学的形態などによる哲学的、暝想的画風を追求します。そして、それらを元に、1917年カッラとともに「形而上絵画(形而上派・メタフィジック絵画)」と呼ばれる芸術動向、および絵画様式を提唱しました。街路の片隅、広場、鉄道の駅、顔のないマネキン人形などを用いて、事物の非日常的な組み合わせから、幻想的で神秘的な内面世界の表現を目指しました。サルバドール・ダリやルネ・マグリットといった前衛画家たちに多くの影響を与えたキリコは、シュルレアリスム絵画の先駆けとされています。その後、古典的な作風に転じましたが、晩年には幻想的な作風に回帰。90歳の生涯を閉じるまで、精力的に創作を続けました。
*こちらは、東京都美術館で開催の「デ・キリコ展」<2024年4月27日(土)~8月29日(木)>の公式グッズとは異なります。ご注意ください。
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