作品名:ダリ
サイズ:約12.5cm
素材:マグネット付き指人形
可愛いミニパペット
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小さなお人形のこの子は誰でしょう。
それは、サルバドール・ダリです。
デフォルメされたフォルムはなんだかキャラクターのようで、親近感がわきますね。
頭の部分に磁石が入っていて、冷蔵庫やホワイトボードに貼ったり、ちょっとしたお部屋の飾りにもできるこのミニパペット。
とぼけた表情で、見ていると思わずくすっと微笑んでしまうようなお顔です。
指人形として、お子様とも遊べますよ。
作家
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サルバドール・ダリ Salvador Dalí(1904 - 1989)
スペインが生んだ20世紀シュルレアリスムの代表的な作家。上にピンとはねた長い口髭と眼を見開いたポートレートが印象的。溶けたような「柔らかい時計」を描くことで有名です。
1904年、公証人の父のもと、スペインのカタルーニャ東北部フィゲラスに生まれました。
6歳のときに、人生で最初の風景画を油絵で描いたところから、ダリの表現活動が始まりました。17歳でマドリード王立美術学校に入学。パリを中心にシュルレアリスム(超現実主義)という芸術運動が盛んだった1930年代、ダリもその運動に加わります。25歳のときに、正式なシュルレアリスムの一員となり、幻想的で非合理的な絵画を多く制作しましたが、30歳のときにグループから除名されています。印象派、点描派、キュビスムなどの影響をうけながら、絵画、彫刻、版画、舞台装置、衣装のデザイン、映画制作と、多彩な才能を発揮しました。70歳代後半まで活動していましたが、1989年84歳のときにフィゲラスでこの世を去りました。
シュルレアリスムとは
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「超現実主義」と訳される、シュルレアリスム。
1924年、フランスにて詩人アンドレ・ブルトンが『シュルレアリスム宣言』によって提唱した20世紀の芸術界を代表する思想活動です。
ブルトンはこの宣言で、シュルレアリスムを「口頭、記述、その他のあらゆる方法によって、思考の真の動きを表現しようとする純粋な心的オートマティスム。理性による監視をすべて排除し、美的・道徳的なすべての先入見から離れた、思考の書き取り」と定義します。
フロイトの精神分析とマルクスの革命思想を思想的基盤として、「無意識の探求・表出による人間の全体性の回復」を目指しました。
フランスのシュルレアリスムが日本において前衛芸術として発展を遂げたのは、1930年代以降のこと。
以後、ブルトンが提唱した「無意識の探求」という本来の目的から離れ、「現実離れした奇抜で幻想的な芸術」という意味で「シュール」という日本独自の概念・表現が生まれることになった、と言われています。
ダリは愛妻家
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ダリの創作活動を支えたのは、妻のガラだったといっても過言ではありません。
ダリはガラをモデルとして多くの絵を描きました。
ダリは、「ガラ以外は、全て敵である」、「私の全ての絵画はガラの血で描かれた」というほどの愛妻家でした。
実は、ガラは再婚。
ガラは以前結婚していましたが、出逢い恋に落ちてしまった二人は、ガラの離婚ののち、結ばれることになりました。
1982年にガラが亡くなると、ダリは「自分の人生の舵を失った」と激しく落胆し、プボル城に引きこもってしまいます。
その翌年を最後に生涯、絵を描かなくなったほど、ダリにとってガラは大きな存在だったようです。
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