春は、新しい生活が始まる季節。入学、就職、引っ越しなど、環境が変わるこの時期は、気持ちも新たに「整える」タイミングです。そんな新生活をサポートしてくれるのが、自分の手元に置きたい、お気に入りの文房具たち。今回は、実用性だけでなく、心を豊かにしてくれるような文房具をご紹介します。
1. ミロのステーショナリー
ミロ展の開催にちなんで入荷したミロ作品が楽しめるミュージアムグッズの中にも、可愛らしい文房具があります。
「人とのつながり」を大切にするアドレス帳
SNSやスマホで簡単に連絡が取れる今だからこそ、手書きのアドレス帳が持つ温かさが際立ちます。新生活では新たな出会いも増えるはず。
スマホが使えない状態になってしまったときや、もしもの時に備えて、自分の「大切な人たち」の情報を記録しておくことで、特別なつながりが保存できます。
親戚・友人・重要な連絡先など「人生のアドレス帳」として一生ものにしていくなら、こだわりの一冊を大切に使っていきたいですね。
遊び心満載!ミロのフローティングペン
一見するとシンプルなボールペン。しかし、傾けると内部のモチーフがゆっくりと動く「フローティングペン」は、手に取るたびに小さな驚きと楽しさをくれます。
特にジョアン・ミロの作品をモチーフにしたデザインは、彼の自由で遊び心あふれる世界観を感じられる一本。筆記具としての実用性に加え、気分を切り替えたいときの“癒やしアイテム”にもなってくれます。
パソコン作業にマウスパッド
ミロの「カタツムリの燐光の跡に導かれた夜の人物たち」がデザインされているマウスパッド。代表作のひとつである「星座」シリーズの一作で、夜空の静けさと幻想的な世界観が魅力です。
燐光のような光の線や有機的な形がデスクを彩り、作業中も創造力を刺激。パソコンを使う時間が多いビジネスワーカーにおすすめのミュージアムグッズです。
ユニークな形状のカラフルクリップ
赤い太陽、黄色い月、青い星——ミロの夢の宇宙が、3つのクリップになって手のひらに舞い降りました。書類をとめるたび、デスクにミロの小さな空が広がるよう。
ただのクリップじゃない、芸術と遊ぶ文房具は、退屈な時間を忘れさせてくれます。鮮やかな色とユニークな形がデスクに遊び心を添え、書類やメモを留めるたびに気分が上がりそうですね。
2.世界的名画が楽しめる文房具
日常的によく使う文房具の数々。当店にはアート作品をデザインしたアイテムがたくさんあり、とても人気です。
考えごとをまとめたり、日記を書いたりするノートは、お気に入りの表紙をセレクトして。勉強や仕事に気合が入りそう!
世界的な巨匠たちをイラストにした可愛らしい付箋も。吹き出しの部分に伝言を書いて、書類に添えれば、仕事中のピリッとした空気をちょっと緩ませてくれるユーモアあふれるメッセージになりそうです。
名画から飛びだしてきたフォルムの消しゴムは、消すのがもったいないくらいの可愛さ!
その他にも、書類整理に欠かせないクリアファイルや、カラフルなマスキングテープなど、お気に入りの作品がデザインされた文具は、仕事や勉強のモチベーションアップにも一役買ってくれます。新生活の心強い味方ですね。
3.エジプトのヒエログリフが書けるステンシルルーラー
名画グッズとは打って変わり、一風変わったステーショナリーとして人気なのが、こちらの定規です。
古代エジプトの神秘的な象形文字「ヒエログリフ」が書ける、遊び心あふれる「ステンシルルーラー」。アルファベットと対応した文字が一覧になっており、自分の名前や好きな言葉をヒエログリフに変換して書くことができます。
歴史への興味を広げながら、創造力も刺激してくれる知的なアイテム。勉強やギフトにもぴったりで、子どもから大人まで楽しめる文房具です。Made in Egyptの日本では珍しい本場エジプトグッズで、ヒエログリフデビューしてみませんか?
4.机の上に佇む小さなガラスの文鎮
東京都美術館オリジナルの伝統工芸品は、新生活がはじまる大人へのギフトとしておすすめ。江戸切子の技術で作られたガラス文鎮は様々なバリエーションがあり、人気を博しています。
書道のときや手紙を書くとき、また書類の上に置くペーパーウェイトとして実用的であり、目を奪う美しさを備えています。光を受けてきらめく姿は、まるでアートオブジェ。新生活のデスクに一つ置いておきたい、静かな存在感を放つアイテムです。
文房具は、ただの道具ではなく、自分の気持ちを整えるきっかけにもなってくれる存在です。今回ご紹介したアイテムたちは、どれも実用的でありながら、美しさや温かさ、楽しさを持ち合わせたものばかり。新しい暮らしに、小さな「お気に入り」を取り入れて、毎日をもっと心地よくしてみませんか?