＊こちらの商品はネコポス対応です。
システムの都合上、日時指定ができる設定となっていますが、
ネコポス配送はポスト投函となりますので日時指定ができません。
恐れ入りますが日時指定をされたい方はヤマト配送をご指定ください。
---------------------------------------------
サイズ：5.4×8.2cm
仕様：1袋1枚入り 解説付き
香り：薔薇の香り


ほのかな香りをしのばせて
--------------------------------------
お財布に、季節のお便りに、名刺入れに、ポーチに、ペンケースに…。お好みのスペースにしのばせれば、優雅で艶やかな薔薇の香りがほのかに香ります。マスクケースに入れて、香りを移す楽しみ方もおすすめです。お好みの場面で、ほんのりと上品な香りをお楽しみください。


作品
--------------------------------------
作品名：鶏図押絵貼屏風
作家名：伊藤若冲
制作年：1797年
所蔵先：細見美術館

独立した図を貼る押絵貼屏風であり、本作は六曲一双で、水墨によって鶏の12パターンの雄姿を描き分けたものです。幾重にも弧を描く尾羽は、巧みな筆さばきで宙を舞うように見事に描かれ、墨の濃淡のみで躍動感のある姿を捉えています。署名には「米斗翁八十二歳画」とありますが、若冲は還暦以降、改元の度に一歳ずつ加算したという説があり、本作ももう少し若い頃に描かれたかもしれません。


作者
--------------------------------------
伊藤若冲　Jakuchu Ito（1716-1800年）

江戸時代の画家。平成になって人気が爆発した、珍しい絵師です。京都・錦市場の青物問屋「桝源（ますげん）」の長男として生まれました。幼少期から絵の才能を発揮し、10代半ばで狩野派の大岡春卜（しゅんぼく）に師事したとされます。父の死後、その跡を継ぎましたが、40歳の時に家督を弟に譲り、絵師としての道に進み始めます。身の回りの動植物を丁寧に観察し、写生することによって独学で学び、85歳でこの世を去るまで、精力的に描きました。色鮮やかに、超絶技巧ともいえる細部へのこだわり、圧倒的な描写力は、今の世も観る人を魅了します。