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『もっと知りたい 田中一村 改訂版』
著者:大矢鞆音
出版社:東京美術
サイズ:B5 25.7×18.5×1 cm
ページ数:112ページ
豊富なカラー図版とともに一村の生涯を辿る一冊
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世俗の栄達を望まず、ひたすら新しい表現を求めた画家・田中一村。年代順にその生涯や変遷をたどりながら、作品の魅力と本質に迫ります。新発見の作品のほか掲載図版点数を増やすとともに、川端龍子からの手紙、奄美時代を支えた人々との交流など新たな秘話を加え16頁を増補した改訂版が、新たに刊行されました。
作家
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田中一村 Isson Tanaka(1908-1977)
明治時代から昭和時代にかけての日本画家。晩年移り住んだ奄美の自然に魅せられ、鋭い観察眼で描いた大胆かつ繊細な花鳥画で知られます。明治41年、栃木県に生まれた一村は、彫刻家の父より手ほどきを受け、幼年期より稀有な画才を発揮し、若くして南画家として知られるようになります。東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科に入学しますが、2か月で退学。
その後、転居を繰り返しながら独学で自らの絵を模索しますが、展覧会での評価が振るわず、中央画壇への希望を失った一村は、50歳を過ぎて家財を売り払い単身奄美へ移住します。紬工場で染色工として働きながら創作を続けますが、生涯中央画壇に認められることなく69歳で生涯を終えました。ゴーギャンがタヒチに移り住んだように、一村も奄美大島に移住し生涯を終えたことから、「日本のゴーギャン」との異名もあります。
著者
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大矢鞆音
日本画家大矢黄鶴の次男として東京に生まれる。1962年早稲田大学第一文学部美術学専修卒業、NHK出版入社。多くの美術図書編集に携わる。奈良県立万葉文化館、鹿児島県奄美パーク田中一村記念美術館、津和野町立安野光雅美術館設立に協力。現在、美術評論家連盟会員、津和野町立安野光雅美術館館長。著書に『画家たちの夏』(講談社)、『田中一村作品集 増補改訂版』(NHK出版)、『田中一村 豊饒の奄美』(NHK出版)、『評伝 田中一村』(生活の友社)、『安野光雅作品集』(東京美術)などがある。
(出版社ウェブサイトより引用・抜粋)
※当店の田中一村関連グッズは、特別展「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」〈2024年9月19日(木)~12月1日(日)〉公式グッズではありませんので、お間違えの無いようご注意ください。
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