サイズ:約12cm
素材:マグネット付き指人形
可愛いミニパペット
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小さなお人形のこの子は誰でしょう。それは、藤田嗣治です。デフォルメされたフォルムはなんだかキャラクターのようで、親近感がわきますね。
頭の部分に磁石が入っていて、冷蔵庫やホワイトボードに貼ったり、ちょっとしたお部屋の飾りにもできるこのミニパペット。とぼけた表情で、見ていると思わずくすっと微笑んでしまうようなお顔です。指人形として、お子様とも遊べます。
作家
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藤田嗣治 Tsugouharu Fujita(1886-1968年)
日本生まれのフランスの画家・彫刻家。彼独自の「乳白色の下地」に繊細な描線で描いた作風を展開させ、国際的な評価を獲得し、エコール・ド・パリの代表的な画家として活躍しました。フランスに帰化した後の洗礼名はレオナール・ツグハル・フジタといい、レオナール・フジタとも呼ばれています。
明治19年(1886)に東京に生まれ。森鴎外の薦めで入学した東京美術学校(現在の東京藝術大学美術学部)西洋画科を卒業後、当時主流だった黒田清輝流の印象派の作風が合わず、単身パリへ飛び立ちました。藤田は、パリでモディリアーニやスーティンらと知り合います。また彼らを通じて、後のエコール・ド・パリのジュール・パスキン、パブロ・ピカソ、オシップ・ザッキン、モイズ・キスリング、ジャン・コクトーらと交友を深めました。
渡仏してわずか1年後に第一次世界大戦が勃発。生活が困窮するも、終局に向かうと同じく、藤田は絵で生計を立てていけるようになりました。名声は高まり、フランスでは知らぬ者はいないほどの人気を博します。
南アメリカや日本への帰国を経て再度渡仏した藤田でしたが、第二次世界大戦となりパリを脱出して帰国。戦争中は、戦争記録画の第一人者として活躍するも、「戦争協力者」との非難に嫌気が差し、再度渡仏しフランス国籍を取得します。1968年81歳で死去するまで、生涯日本に帰ることはありませんでした。
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