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作品名:接吻
サイズ:14.8×21cm
素材:紙、罫線入り
実用性の高いミュージアムグッズ
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アートな文房具に、ノートが加わりました。メモ帳としても、便利に使えそうな薄手のノートです。罫線入りで文字も書きやすく、記録用にぴったり。
ハンドバッグに入りそうなA5サイズのノートは、持ち運びやすい大きさ。大きすぎず、小さすぎず、活躍の場が広がります。薄くて軽いため、展覧会のお供に持って行き、作品の解説や感想を記録するのもいいかもしれませんね。趣味でも仕事でも学校でも日常使いしながら、そのアートな表紙が周りからの注目を浴びそうです。
作品
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作品名:接吻
作者名:グスタフ・クリムト
制作年:1907-08年
所蔵先:ベルヴェデーレ宮殿オーストリア絵画館
この「接吻」は、19世紀にオーストリアで活躍した画家クリムトの代表作ともいえる作品です。45~46歳の頃に描きました。クリムトの象徴ともいえる金箔を用いた背景は、豪華な印象を与えています。
モデルに関しては、一説には、女性はクリムトの最愛の女性エミーリエ、男性はクリムト本人ともいわれています。二人のいる場所は美しい花畑に見えますが、よく見るとそこは崖の淵…。抱き合う二人の不安定な未来を暗示しているかのよう。
また、男性の服は白黒で四角と直線の繰り返し、女性の服は鮮やかな色彩の円や渦巻きの繰り返しパターンで描かれています。これは、男性、女性それぞれを象徴的に描いた模様ととらえられています。男性の四角い白黒模様、なじみがあると思いませんか?実は、ジャポニズムに影響されたクリムトが日本の市松模様に由来して描いた、とも言われています。
クリムトの黄金時代を代表する作品であり、クリムトの最も有名な作品として、現在も多くの人々を虜にしています。
作家
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グスタフ・クリムト Gustav Klimt(1862-1918)
19世紀末、ウィーンで活躍したユーゲントシュティール(象徴主義)を代表するオーストリアの画家。ウィーン分離派というグループを立ち上げ、主要メンバーの一人として活躍しました。絵画、壁画、スケッチ、その他さまざまな芸術作品を残しましたが、中でもクリムトの全盛期とも言われる「黄金様式」の金箔を用いた煌びやかな作品が有名です。画風は、日本美術からも影響を受けたと言われ、装飾的な独自の絵画表現で、一世を風靡しました。
クリムトは、主に「女性」を題材とした多くの作品を残しています。その絵画の中の女性は官能的で美しく、ファム・ファタル(宿命の女)を題材とした絵も多く描きました。クリムトが生涯残した作品(油彩・未完含む)は、220点あまりとされています。
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