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作品名：風神雷神図屛風
サイズ：10×15ｃｍ
素材：紙
© 2023 Peanuts Worldwide LLC


SNOOPY in ART COLLECTIONS
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尾形光琳「風神雷神図屛風」とPEANUTSのコラボ商品が入荷しました。
SNOOPYが光琳の世界に紛れこんだユニークな絵に仕上がっています。
オフィスや学校でも話題になるデザインのピクチャーカードです。


作品
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作品名：風神雷神図屏風
制作年：江戸時代（18世紀）
作者：尾形光琳
所蔵：東京国立博物館

俵屋宗達の「風神雷神図」を尾形光琳が模写をした作品。
忠実に模写をしていますが、構図や配置を少し変化させています。
後から、この作品の裏に、酒井抱一が「夏秋草屏風」を描き、「雷神」の裏には雨に打たれる秋草と川、「風神」の裏には強風にあおられる秋草と野葡萄の紅葉というように、「風神」「雷神」と表裏が対になるように描きました。
現在は、作品保存の観点から、二つの作品は別々に切り離されて保管されています。


作者
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尾形光琳 Kourin Ogata（1658-1716）

江戸時代中期、琳派の画家、工芸家。
弟には京焼で有名な陶工、画家の尾形乾山。

京都の呉服商「雁金屋」の生まれで、本阿弥光悦、武将の浅井長政とゆかりある家系でした。
裕福な家庭で、幼い頃から能や書画など、文化に触れる機会があり、自らも創作をしていましたが、画業への憧れは薄く、趣味として楽しんでいました。
30歳で父の遺産を相続しますが、40歳の時、それまで自由奔放な生活をしていたことと、事業を失敗してしまったことにより、破産してしまいます。
お金を稼ぐと決心してからは、絵師として目覚ましく活躍します。
鮮やかな色彩と、モチーフがリズムよく並んだ大胆な構図が持ち味となり、「紅白梅図屏風」「燕子花図屏風」など代表作も生まれ、屏風や扇面、蒔絵や陶器の絵付けなど、幅広い作品を残します。
その頃、幕府に仕えた狩野派、朝廷に仕えた土佐派の２大派閥が江戸時代の絵画界を二分していましたが、そんな中で頭角を現したのが尾形光琳でした。
近代になると、光琳が憧れた俵屋宗達、そして光琳に影響を受けた酒井抱一と続く系譜を、「琳派」と呼ぶようになりました。
琳派は、狩野派や土佐派のように血統の集まりではなく、また、技法も統一されておらず、画法や技術を手本にしながらも、自己流の表現を極めた人々を指して言います。
光琳は、後の葛飾北斎や横山大観などにも影響を与え、日本画発展の代表格であったと言えます。