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作品名：ミレー『オフィーリア』
サイズ：15×10.5㎝
素材：紙

ポストカードをコレクション
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ポストカードは、美術館の展覧会の記念として必ず集めるという方も多いのではないでしょうか。
好きな作品を、自宅でも気軽に楽しめるというのは、アートファンにとってたまらない嬉しさですよね。
でも、使い道がいまいち分からず家で眠ったままという声をよく聞きます。
例えばこんな使い方はいかがでしょうか？

・お気に入りの作品をファイルにコレクションして自分好みの画集をつくる。
・壁に張った紐に木のクリップをたくさん付け、ポストカードをはさみインテリアとして。
・コンパクトな額にセットして、食卓に花の代わりにさりげなく飾る。
・チケットの半券と展覧会鑑賞の感想とともに展覧会記念ブックを作る。
・好きな形に切ってコラージュ作品を作る。

何枚かをまとめて飾るときは同系統の色合いの作品を集めて飾ると、他のインテリアとのバランスもとりやすくなりますが、同じ作者の作品なら相性が良さそうですね。

もちろん、大切な人へのお手紙に、絵はがきとして使用しても。
葉書用の切手を貼って投函すれば、あなたの大切なメッセージを届けてくれるでしょう。


作品
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作品名：ミレー『オフィーリア』
1851-1852年
テート・ブリテン美術館所蔵（ロンドン）

ジョン・エヴァレット・ミレーによる絵画。
オフィーリアとは、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ハムレット』の登場人物です。
オフィーリアは、恋人のハムレットに冷たくされ、さらに父親まで殺されたことで正気を失い、ついには溺死してしまう悲劇のヒロインです。
ミレーによる絵画の中では、オフィーリアが花を摘んで編んだ花輪を細い枝にかけようとして川に落ち、死ぬ間際、祈りの歌を口ずさんでいる姿を描いています。
初めて公的に展示されたときは、あまり称賛されませんでしたが、
20世紀になり、シュルレアリスムの画家サルバドール・ダリによって支持さたことで、人気を博しました。


作者
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ジョン・エヴァレット・ミレー　Sir John Everett Millais（1829-1896年）

ラファエル前派を代表する19世紀のイギリスの画家。
ミレイと表記されることも多い。

幼少時から優れた画才を示ていたミレイは、ロンドンのロイヤル・アカデミー美術学校に、11歳という史上最年少で入学しました。
当時のロイヤル・アカデミーの教育は、ルネサンス期のラファエロを頂点としたものでした。しかし、ミレイをはじめとした複数の学生が、ラファエロの絵画に固執して新しい表現を認めない美術学校に対し、不満を抱き反発します。
1848年、彼らは「ラファエル前派」を結成し、ラファエロ以前の美術に回帰しようと理念を唱えました。
ラファエル前派は、自然な姿を忠実に取り込むことを徹底します。
中世の伝説や文学、同時代の文学などを題材とし、初期ルネサンスや15世紀の北方美術を真似た「明暗の明るい画面、鮮やかな色彩、細密な描写」が特徴です。
ミレーは、「両親の家のキリスト」などの作品を生み出しましたが、英国の美術作品の中でも、最高傑作と言われるほど評価された「オフィーリア」が彼の代表作となりました。