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「佐藤慶太郎伝 東京都美術館を建てた石炭の神様」
石風社
斉藤泰嘉 著
サイズ:13.5×19.5×3.0㎝
東京都美術館生みの親「佐藤慶太郎」伝
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東京都美術館は、1926(大正15)年5月1日、「東京府美術館」という名前で日本初の公立美術館として誕生しました。
それまで日本にはヨーロッパのような公立美術館がなかったことから、世界から遅れをとらぬよう、また文化のシンボルとして美術館建設が急がれていました。
そんな、いつでも芸術に触れられるような、芸術家たちの発表の場となるような美術館が欲しいという世間の願いを叶えてくれたのが佐藤慶太郎です。
北九州の石炭商であった佐藤慶太郎が、建設資金の全額100万円(現在の40億円相当)を東京府に寄付したことにより、東京府美術館開館が実現されました。
石炭商として決して大手ではない佐藤は、彼の憧れであったアメリカの実業家カーネギーに倣って、全財産の半分を社会のために使いました。
東京都美術館生みの親ともいえる彼の生涯を知り、美術鑑賞がより豊かになるような一冊です。
斉藤泰嘉(さいとう・やすよし)
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1951年山口県生まれ。千葉県佐倉市育ち。
慶応義塾大学文学部哲学科美学専攻卒業。同大学院修士課程修了。
北海道立近代美術館、東京都美術館、東京都現代美術館学芸員として勤務。
現在、筑波大学芸術学系教授。
佐藤慶太郎(さとう・けいたろう)
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1868年~1940年 実業家
筑前国遠賀郡陣原村(後に折尾町、現北九州市八幡西区陣原)に生まれる。
筑豊炭田の積出港であった福岡県遠賀郡若松町において石炭商の仕事に従事。
独立後に炭鉱経営者として成功を収め、「石炭の神様」と呼ばれた。
奨学金の創設や病院への寄付、生活改善の研究・教育等、公共のために私財を投じたことでも知られている。
100万円の寄付により東京府美術館の創設が実現。
「日本にもヨーロッパのような美術館が欲しい」という明治以来の日本美術界の悲願が実現することとなった。
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