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東京都美術館オリジナルブランド
TOKYO CRAFTS & DESIGNプロジェクト商品
作品名:鼈甲ブックマーカー 松葉
サイズ:四角タイプ/H32mm×W22mm
素材:べっ甲
職人:大澤 健吾(工房:大澤鼈甲)
デザイナー:廣田 尚子
Made in JAPAN
●鼈甲製品の取扱について
・整髪料、化粧品、汗等により表面の劣化、変質、変化の原因となる可能性がありますので、
速やかに拭き取ってください。
・急激な温度変化にあうと、鼈甲が乾燥し、ひび割れや変形の原因となる場合があります。
・長期間ご使用にならない場合は虫食いのおそれがありますので、よく拭き取った上ケース等に防虫剤を入れて保存してください。
・水やお湯での洗浄及び超音波洗浄のご使用は劣化の原因となるため、避けて下さい。
・鼈甲は天然素材のため、衝撃などにより破損する恐れがありますので、丁寧にお取り扱いください。
職人の技術が生み出す鼈甲の美しさ
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海亀の甲羅を原料とする鼈甲で制作したブックマーカーです。限られた素材であるべっ甲の「端材」で作ることをコンセプトにしています。鼈甲は、体温で柔らかくなる性質があるため、人の肌と親和性のある素材です。プロダクトデザイナーの廣田尚子と、1956年創業の「大澤鼈甲」の職人、大澤健吾によって制作された本商品には、希少な素材から制作されたこと記すシリアルナンバーが刻印されています。
「江戸小紋」と呼ばれる細かな模様をモチーフに限界まで細く穿たれたラインは、べっ甲の新しい表現として、その美しさから小さな贅沢を味わえます。クリップのように本の頁が挟みやすく、しなやかで丈夫な栞として仕上がっています。読書用のブックマーカーとして、また付属の革紐を通してネックレスとして2ウェイで使用できます。日本の文化として愛され続けた、限りある1ピースを手にした喜びを是非味わってください。
江戸鼈甲
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べっ甲はタイマイというウミガメの甲羅から作られており、歴史は古く、正倉院御物の中にもべっ甲の装飾品がみられます。江戸時代に張り合わせの技法が伝えられ、複雑な造形ができるようになりました。そして町人文化の台頭とともに豪華な櫛、かんざしなどが作られるようになります。現在のべっ甲の組合組織は長崎と東京にあり、特に眼鏡枠製造は東京が主産地となっています。
※この商品は、最短で11月27日(水)にお届けします(お届け先によって、最短到着日に数日追加される場合があります)。
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※別途送料がかかります。送料を確認する
工房:大澤鼈甲
大澤鼈甲は、東京・千駄木にある工房です。貴重な『本物』にこだわり、ついつい人に自慢したくなるようなべっ甲メガネをつくり続ける東京の老舗です。鼈甲を用いたメガネやアクセサリーをはじめ、小物細工などを手掛けています。アパレルブランドとコラボアクセサリーを製作するなどして、若い人からも注目を集めています。
工房を取り仕切るのは2代目の大澤健吾氏。自身も職人でありながら、経営者でもある2代目。
大学では経済学を学び、卒業後に家業を継ぎました。従業員には20代から30代の若手も多く、伝統を継承しながらも若いデザイナーの意見を取り入れるなど、日々新しい挑戦をおこなっています。
また、鼈甲の存続のため石垣島でスタートした養殖にも10年近く取り組むなど、精力的に活動。「若い世代の感性を取り入れ、求められ続ける商品を作り続けていきたい」、そんな想いを胸に、ひとつとして同じものはない鼈甲を、熟練の技で仕上げていきます。
TOKYO CRAFTS & DESIGNプロジェクトとは
新しい伝統工芸品を
東京都美術館から、日本へ、そして世界へ。
長い年月を経て育まれてきた東京の伝統工芸。その伝統の中に生きる職人と、伝統を現代に活かそうとするデザイナーが協働し、「未来の伝統」となる工芸品の誕生を、東京都美術館がプロデュースしました。東京から発信する新たなムーブメントが起こることを期待しています。
新商品やキャンペーンなどの最新情報をお届けいたします。