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サイズ:約14×3.2×0.045cm
素材:工業用プリント基板
使用電子部品:なし
生産地:日本
※部品は実装されていません。
基板の美しさを手元で楽しむ、アートなしおり
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工業用プリント基板で製造し、北斎の代表作をデザインしたブックマーカー、「基板アート栞」です。基板の材料、工程、製造方法は、本来の基板と全く同じです。本や手帳、そして手を傷つけないよう基板の端面より0.15mmの銅箔を削除しています。
デザインソフトではない基板専用CADを使い、マウスで一本一本線を引き作画している、こだわりの詰まった、電子機器とアートの融合した逸品です。
ふだんわたしたちの目に触れることのない、整然と配置された基板というアートを、手に取って眺めたくなるアイテムです。本だけではなく手帳やオフィスで使うノートにもおすすめです。
作品
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作品名:冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏(部分)
作者名:葛飾北斎
制作年:1831~1833年頃
所蔵先:東京都江戸東京博物館
激しく渦巻く凶暴な波、波に揉まれる3艘の舟、暴れる波間から遥か彼方に富士の山が見える…
幾重にも重なる波・船・山の稜線の曲線は、黄金比をなしています。本作は海を超えて海外の芸術家に高く評価され、ゴッホの絵画、カミーユ・クローデルの彫刻だけでなく、音楽家ドビュッシーの作曲にまで影響を及ぼしました。
この波、一見誇張された表現にも感じられますが、落下する鉤(かぎ)型の波頭を持つ波は実在することが判っています。フランス人写真家のピエール・カロー氏の、波の様子をハイスピードカメラで撮影するプロジェクトにて撮影された波が、まさに北斎の絵、そのものであると話題になりました。
また、オックスフォード大学とエジンバラ大学の研究者チームが、前兆なしに突然発生し海難事故の原因かと考えられていた「ドラウプナー波(Draupner wave)」、通称「暴れ波」の発生するメカニズムを解明するために、実験室でドラウプナー波の再現に成功した際、目の前の波から研究者たちが連想したのが、葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」だったのだそう。
江戸時代の神奈川沖に「暴れ波」が発生したのかも興味深いですが、70歳を過ぎてもハイスピードカメラにも勝るとも劣らない、北斎の恐るべき「観察眼」、まさに天才ですね。
作者
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葛飾北斎 Hokusai Katsushika(1760-1849)
2020年に生誕260年を迎えた葛飾北斎。代表作に『富嶽三十六景』や『北斎漫画』があり、1999年にアメリカ合衆国の雑誌である『ライフ』の企画「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」に日本人として唯一86位にランクインした、世界的にも著名な画家です。
その生涯手がけた3万点を超える作品の画題の広範さは「森羅万象尽くして描かざるはなき」と称されるほど。版画のほか肉筆浮世絵にも傑出していて、役者絵、美人画、読本挿絵等様々なジャンルに挑戦し続けました。
代表作である錦絵「富嶽三十六景」や、絵手本『伝神開手 北斎漫画』等多くの作品は、日本のみならず遠く海を越え、19世紀ヨーロッパの印象派画家ゴッホ(1853-90)、セザンヌ(1839-1906)、ゴーガン(1848-1903)等にも大きな影響を与えたことでも知られています。
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