*こちらの商品はネコポス対応です。
システムの都合上、日時指定ができる設定となっていますが、
ネコポス配送はポスト投函となりますので日時指定ができません。
恐れ入りますが日時指定をされたい方はヤマト配送をご指定ください。
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●東京都美術館ミュージアムショップ限定オリジナルグッズ、数量限定品
作品:相馬の古内裏
サイズ:3.8×12㎝
素材:ステンレス
made in Japan
文学とアートを嗜む
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シルバーのスタイリッシュなオリジナルブックマーカーができました。
このブックマークはステンレス製で錆びにくく丈夫なのに薄い。
読書のお供として、長く使っていただけるアイテムです。
本だけではなく手帳やオフィスで使うノートにも使えます。
クリップタイプのブックマーカーより付け外しがスムーズなため
定番の栞タイプを好まれる方におすすめします。
浮世絵のデザインがシルバーのプレートに映え、
男女問わずご愛用いただける、大人の落ち着いたしおりです。
読書好きなあの方へ、ちょっとしたプレゼントにいかがですか。
闇に浮かぶ髑髏の異世界感
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巨大髑髏が、ゆらりと覗く…恐ろしくもインパクト大!
国芳のなかでも特に有名な山東京伝の読本『善知安方忠義伝』の1場面「相馬の古内裏」が、ブックマークになりました。
おどろおどろしい髑髏が、怪しげな雰囲気を醸し出しています。
このデザインのモチーフとなった作品「相馬の古内裏」とは、平将門が下総国に建てた屋敷で、将門の乱の際に荒れ果てて廃屋となったもの。
物語は将門の遺児滝夜叉姫と弟の相馬太郎良門が妖術を授かり、この廃屋を巣窟に父の遺志を継いで謀反を企てたところ、それを阻止しようとする源頼信の家臣、大宅太郎光国と対決。
滝夜叉姫の妖術により骸骨を操り戦いますが、光国の陰陽の術により成敗さてしまう、というもの。
原作では複数の骸骨が現れ戦いが繰り広げられるところを、国芳は御簾を乗り越える巨大な一体の骸骨に置き換ることにより、作品に異世界感と凄みを与えています。
また、陰影を施された骸骨は迫力もさることながら、解剖学的にもかなり正確であるとされており、これは国芳等の浮世絵師が活躍する1800年代以前に刊行された「解体新書」(1774年刊行)の知識が広まったためでは無いか言われています。
【作品】
歌川国芳
「相馬の古内裏」(1845~1846年頃)
■歌川国芳 Kuniyoshi Utagawa(1797-1861)
現代では「奇想天外」と称賛されることの多い北斎と並んで人気の幕末の浮世絵師。
15歳で歌川豊国に入門も暫く不遇が続くが30歳を超えた頃「通俗水滸伝豪傑百八人之壹人」が大ヒット。
「武者絵の国芳」と一躍有名に。
その後は役者絵・美人画・妖怪画のみならず、動植物を擬人化した狂画(戯画)、西洋画の表現を取り入れた風景画、世相を揶揄した風刺画などなど、様々な分野で話題を集めました。
「べらんめぇ口調で見栄っ張り、火事と喧嘩が大好きで、好奇心は旺盛、宵越しの銭は持たない散財家」と典型的な江戸っ子気質。
そして猫が大好き!(ド派手などてらの懐には常に猫が数匹入っていたとか)
そんな大胆でどこか素朴で憎めない人柄が、作品によく表れています。
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