hmm, by 東京都美術館ミュージアムショップ | ふむふむ

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2024/01/26 18:09

東京都美術館では、待ちに待った特別展「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」が1月27日(土)より開催されます。移ろう一瞬の光の表情を、目の前のキャンバスに描き続けた「モネ」。絵の具を混ぜずに、キャンバスの上で筆をはしらせる「モネ」が描きたかったこの世界の鮮やかさは、今の時代の人々にも心地よく届き、大変人気のある印象派の画家のひとりです。


印象派って?

ルネサンス以来、「神話や宗教を主題として、王侯貴族が観賞する歴史画」が主流であった400年の常識を覆したのが、印象派です。印象派の特徴としては、「王侯貴族ではなく、パリの一般市民、新興ブルジョワジー(富裕層)のための絵画」だということ、それと歴史画のように知識で読み解く絵画ではなく「視覚的に楽しめる絵画」であるということの2点があげられます。古い慣習をぶち壊すような、若く才能のある画家たちの出現で、新しい価値観が誕生しました。

酷評から始まった印象派

彼らは最初から「印象派」と名乗っていたわけではなく、その名前は、モネの代表作「印象・日の出」(1872)に由来すると言われています。サロンに落選していたモネは、独立した自由な発表の場を求め、自らの手で展覧会を開こうと模索したのが始まりでした。1874年、モネが同じ志の仲間たちと開催したその展覧会こそが、のちの第一回印象派展となるグループ展。モネのほかに、ドガ、ピサロ、ルノワール、シスレーなど30人以上の画家が参加しました。

モネは、故郷ル・アーヴルの港を描いた「印象・日の出」を出品しましたが、当時写実主義が高く評価されていた時代、その異端な作品は酷評されてしまいました。

―――批評家のルイ・ルロワが、新聞紙『ル・シャリヴァリ』に載せた言葉。

「印象か。確かにそうだと思った。私も印象を受けたんだから。つまり、その印象が描かれているというわけか。だが、なんて自由で、なんといういいかげんさ。この海の絵よりも作りかけの壁紙の方が、よっぽどましだ。」

その揶揄がもとで、彼らは「印象派」と呼ばれるようになりましたが、その呼称はいつしか受け入れられ、画家たち自身も使うようになったのです。


クロード・モネ「印象・日の出」1872年 マルモッタン・モネ美術館(第1回印象派展出品)

1870年代の印象派は、「スケッチした下絵にいいかげんに色を塗っただけの未完成作品だ」と批評されました。しかし、鮮やかな色彩と新しく斬新なタッチを用いて、モネやルノワールたちが作り出した「自分たちの自由な感性で描いた美の基準」は徐々に受け入れられ、現代の私たちまでもが変わらず魅了され続けています。

ピエール=オーギュスト・ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」1876年 オルセー美術館(第3回印象派展出品)


印象派の絵が明るいワケ

モネらが用いていた技法の一つに、「筆触分割法」というものがあります。絵の具がそのままキャンバスに置かれ、絵の具を混ぜずに使ったり、筆跡を残したりするこの手法は、それまでパレットの上で色を混ぜ、明確にかっちりと描かなければならないとした伝統的画法を重んじる人々に大変非難されました。
睡蓮 1906年 シカゴ美術館

しかし、「筆触分割法」は補色効果に優れた論理的なもの。この技法が「絵の具は、混ぜることで発色が悪くなる」という特徴をヒントに生み出されたことから見れるように、全体的に重厚感や落ち着いた色彩の古典的な絵画とは異なる、「明るい光の輝き」を大切にしていた彼らの美的価値観が伝わってきます。


光の移ろいの美しさを身にまとう

今回、特別展「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」の開催期間に合わせた関連グッズとして、常設ミュージアムショップで新しいモネグッズが誕生しました。モネが選んだ終の棲家「ジヴェルニー」でつくった「水の庭」。しだれ柳や勝負を植え、太鼓橋をかけた池に睡蓮を浮かべ、刻一刻と表情を変える水面の美しさをとらえたモネの代表作「睡蓮」が、いつでも楽しめるミュージアムグッズとして楽しめます。当店だけの限定モネグッズを、ご紹介します。

春らしいトートバッグ

モネがとらえた光のうつろいをそのままに、鮮やかなグラデーションが目をひく華やかなバッグになりました。肩掛けしやすい持ち手が便利で、お出かけも快適。畳みやすい厚みの生地で作られたトートは、サブバッグとしても使いやすい軽さです。全部で3種類のデザインは、どれもモネの「睡蓮」がモチーフとなっています。

▼トートバッグ ブルー 睡蓮 Evening Effect 1897
深い池のブルーから、睡蓮の葉を連想させる軽やかなグリーンへのグラデーションが綺麗な「ブルー柄」は、3種類の中で一番落ち着いたデザインで。大ぶりの蓮の花が印象的で、モネらしい筆のタッチも存分に楽しめます。

▼トートバッグ  ピンク 睡蓮 1906 

赤みのある睡蓮の花とピンクのグラデーションの対比が印象的な「ピンク柄」は、これからやってくる暖かい春の陽気に合いそうな優しさ溢れるデザインに。モネの水の庭に浮かぶピンク色の睡蓮は、時刻に合わせて刻々と変化していく水面の中で、くっきりとその存在感を表していたのかもしれません。

▼トートバッグ グリーン 睡蓮の池(橋)1899 

モネの水の庭は、日本風の太鼓橋を中心とした池に浮かぶ睡蓮。そして池の周りには、柳、竹、桜、藤、アイリス、牡丹など、様々な植物が咲き乱れる美しい庭でした。木々の隙間から、まばゆい光がこぼれ落ちているような幻想的な風景を写し取った名画が楽しめる「グリーン柄」は、持つだけでファッションがぐっと華やかになります。


実用性もオシャレもどちらも楽しめる万能ハンカチ

トートバッグと同じシリーズのデザインがハンカチでも登場!ブルー、ピンク、グリーンといった、春らしい爽やかなカラーが印象的な、オリジナルデザインのハンカチは、使いやすい少し大きめの45×45㎝サイズです。オシャレなハンカチは、一枚持っているだけで気分が上がるもの。


ハンカチだけれども、濡れた手をふくだけではもったいないアートなデザイン。大きめのサイズなので、バンダナのように首に巻くおしゃれも楽しめそう。


▼ハンカチ ブルー 睡蓮 Evening Effect 1897 

リングで束ねるだけで、簡単スカーフのできあがり。たまには、ネックレスの代わりに首元に差し色を添えてみて。可愛らしいファッションアイテムになります。

▼ハンカチ  ピンク 睡蓮 1906 

異なる対角の色彩が、首元に爽やかさをプラスします。紫がかった淡く落ち着いたピンクがアクセントになってカワイイ。

▼ハンカチ グリーン 睡蓮の池(橋)1899

グリーンの爽やかさは、春の始まりにぴったり。モノトーンコーデでも、この明るい色彩がいいアクセントになりそうです。


美しいエンベロープケース


文具としても便利なフラットなポーチ。最近、様々なミュージアムショップで見かけることが多くなってきた人気のグッズですが、今回当店オリジナルのモネデザインができあがりました。

B5とA6のサイズ・色違いがセットされた2枚組。モネのデザインがプリントされている前面は、実は透明になっているので、中身が見やすくてとても便利!小サイズの書類や小物の整理にとても重宝します。


数量限定品のモネデザインハンドクリーム

北海道の素材を中心に、一つ一つ丁寧に厳選した素材を使用し、製造しているこだわりのハンドクリームが、当店限定のモネパッケージとして登場。


北海道の大樹町に自生している白樺から雪解けが始まる3月下旬〜4月中旬までしか採取できない貴重な樹液や、保湿効果や角質を柔らかくする作用のあるアーモンドオイルなどの素材本来の魅力を引き出すとともに、カラダに優しく考えたハンドクリームは、この時期に私たちを悩ます乾燥からお肌を守ります。


つけた後はサラリと手になじみ、ベタつきにくいのも嬉しいポイント。フローラルグリーンティの香りが、モネの優しいデザインと相まって、癒してくれます。


涼しげな水辺を思い起こすアートマグカップ

ミュージアムショップで人気のマグカップも、今回新しいアイテムを制作しました。使いやすい350mlサイズ。モネの「水の庭」が陶磁器に映し出された涼しげなマグカップです。2種類あるので、大切な方とペアで使用してもいいですね。




他にも、新入荷のグッズがたくさん!最後まで光の変化を追求し、その美しさの『印象』をキャンバスに写し取ったモネの傑作を、自宅でも楽しんでくださいね。



※当店の印象派グッズは、特別展「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」〈2024年1月27日(土)~4月7日(日)〉公式グッズではありませんので、お間違えの無いようご注意ください。

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