今年の父の日は、6月18日ですね。毎年、6月の第三日曜日ですが、父親に感謝を伝える日として、日本でも定着した記念日です。母の日は「カーネーション」という代名詞がありますが、父の日は「何をあげたらいいのか…」と迷ってしまう方も多そう。いつも忙しいお父さんに「ありがとう」という気持ちを込めて、何か好きなものを贈りたいけれど、父親の好みってなかなか把握しにくいですよね。もしアート好き、ファッション好きなおしゃれなお父様なら、こちらのミュージアムグッズをおすすめします！
ファッショナブルなスーツスタイルには個性派ネクタイを
ミュージアムショップで、隠れた人気のこちらのアイテム。有名なアート作品が生地になった個性派ネクタイです。男性向けのミュージアムグッズは珍しいですが、こちらはおしゃれな男性に支持され、コンスタントにお求めいただいているおすすめのファッション小物です。普通じゃつまらない、遊び心を忍ばせた大人の個性派ファッション。オンラインショップにも登場です。
個性が強い…と思いきや、意外としっくり
ファッションに貪欲な方は、コーディネートに燃えるこのデザイン！他の人と差をつけたい、普通のデザインでは物足りない方におすすめです。人と被らない、個性的なファッションは注目の的に。ユニークなデザインですが、普通のスーツにも馴染み、いつもと違うワンランク上のスーツコーデが楽しめます。ちょっとくずした私服のコーディネートにも挑戦できそうで、ワクワクがとまりませんね。
シルク100％ ジャガード織の高品質ネクタイ
どの柄も、一度は目にしたことのある名画がデザインされています。シルク100％のジャガード織の厚手の生地は、よれにくい高品質な手触り。高級感を生み出し、落ち着いた上質な雰囲気を醸し出してくれます。世界的な巨匠たちの作品が、ファッションアイテムとして楽しめ、且つインパクトを与えながらも馴染むようなデザインにアレンジされていて、奇抜すぎない合わせやすさが特徴です。アートをまといながら、周りと差がつくおしゃれが楽しめるなんて素敵ですね。アート好きならではの、自分らしいスタイルを楽しめそうです。
クリムトの名画「接吻」デザインで煌びやかに
作品
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作品名：「接吻」The Kiss
制作年：1907-08年
作者：グスタフ・クリムト
所蔵：ベルヴェデーレ宮殿オーストリア絵画館
この「接吻」は、19世紀にオーストリアで活躍した画家クリムトの代表作ともいえる作品です。クリムトの象徴ともいえる金箔を用いた背景は、豪華な印象を与えています。男性の服は白黒で四角と直線の繰り返し、女性の服は鮮やかな色彩の円や渦巻きの繰り返しパターンで描かれていますが、これは、男性、女性それぞれを象徴的に描いた模様ととらえられています。男性の四角い白黒模様、実はジャポニズムに影響されたクリムトが日本の市松模様に由来して描いた、とも言われており、その男性の模様の部分が、今回のネクタイのデザインに起用されています。光沢が華やかさを演出し、日常使いだけでなく、パーティーなどでも活躍しそうですね。
クロード・モネ「睡蓮」デザインは涼しげな印象に
作品
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作品名：「睡蓮」Water Lilies
制作年：1906年
作者：クロード・モネ
所蔵：シカゴ美術館
印象派を代表するフランスの画家、クロード・モネの代表作ともいえる「睡蓮」。モネは50歳代で自宅隣に購入した土地に、幻想的で美しい池を増設し、「水の庭」と呼びました。日本風の太鼓橋を中心とした池と、水面に浮かぶ睡蓮。柳、竹、桜、藤、アイリス、牡丹など、様々な植物が咲き乱れる、幻想的で美しい庭でした。モネは、光によって変化する水面自体に注目するようになり、季節、天候や時間によって表情を変える池に合わせて、何枚も何枚もこの池を描きました。涼しげな池の水面色を基調としたネクタイに、漂う睡蓮の花や葉が、まるで連続した模様のようにあしらわれており、柔らかい印象を与えてくれます。
モンドリアン「コンポジション」は今もオシャレのアイコン
作品
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作品名：「大きな赤い平面、黄色、黒、灰色、青のコンポジション」Composition with Large Red Plane, Yellow, Black, Grey and Blue
制作年：1921年
作者：ピエト・モンドリアン
所蔵：デン・ハーグ市美術館
オランダを代表する画家、モンドリアン。カンディンスキーとともに本格的な抽象絵画を描いた最初期の画家とされています。なんだかパズルのような、幾何学的な抽象画。色も、黒、白、赤、黄、青と明晰。縦横に仕切られた黒い線、その中を三原色で彩るこの代表作は、1921年に作風が確立され、1930年頃は繰り返し描かれていました。分割パターンや色の配置、線の太さなどを変えて、約20年もの間、多くのバリエーションを制作しています。当時は大変前衛的だったと思いますが、今の時代でも洋服のデザインに使われていたりと、100年近くたった今でも「オシャレ」のアイコンとして愛されています。大胆でシンプルなネクタイは、コーディネートの主役になりますね。
ゴッホ「星月夜」デザインで幻想的に
作品
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作品名：星月夜 The starry night
作者：フィンセント・ファン・ゴッホ
製作年：1889年
所蔵：ニューヨーク近代美術館
オランダのポスト印象派の代表的画家ゴッホ。27歳になった1880年頃から画家を目指した遅咲きの画家で、その活動期間は約10年と短いながらも、多くの名画を残しました。「星月夜」は、ゴッホ晩年期の傑作です。深い青と鮮やかな黄色のコントラストが幻想的で、高い人気を誇っています。黒ではなく、青で夜空を描いているのが、ゴッホならではの表現方法で、補色を使った巧みな色彩表現で三日月と星の輝きを一層引き立たせています。このネクタイにもそのイメージが再現されており、渦を巻く暗雲と光を放つ月に宿るゴッホの力強さを、ファッションでも楽しめます。
ゴッホ「ひまわり」デザインで華やかに
作品
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作品名：ひまわり
製作年：1888 年
作者：フィンセント・ファン・ゴッホ
所蔵：ナショナル・ギャラリー（ロンドン）
1888年8月から1890年1月にかけて、南仏のアルルで共同生活を送るため「黄色い家」にゴーギャンを招いたゴッホ。ゴーギャンの部屋を飾るために、この「ひまわり」を制作した、と言われています。花瓶に生けられた数本のひまわりが、大胆で鮮やかな色彩と、感情的で独特のタッチで描かれ、ゴッホの情熱がほとばしる人気の作品です。ネクタイにはひまわりが総柄のように散りばめられ、男性らしい深みのあるトーンの花柄デザインになりました。「花柄は付けたことがない」という男性でも、華やかさを演出したいシーンにはおすすめです。夏を感じられるひまわりで、季節を取り入れた花柄コーデを楽しんでみてはいかがでしょうか。
かたくなりがちなスーツコーデも、こんな遊び心のある小物で、一気に個性派ファッションに早変わり。もちろん、モードなファッションにラフにまいても、かっこいいですよね。
ギフトにもおすすめのBOX入り
ネクタイは、シックなブラックのボックスに入っているので、プレゼントにもおすすめです。父の日に、誕生日プレゼントに、お祝いに、または自分へのご褒美に。特別感のあるネクタイは、ファッション感度の高い男性にぴったりです。
撮影のウラ話！？
今回の撮影のため、サンプルを受け取ったスタッフ。このハイセンスなネクタイをうまくコーディネートできるか…、ドキドキ不安でしたが、意外や意外、モデル手持ちの私服・スーツだけで合わせることができました。普通の一般的なビジネスマンのスーツと、よくあるカラーシャツですが、「思ったよりしっくりくるね！」とワイワイ撮影タイム。色の調和だけ考えれば、ベーシックなコーデがこのネクタイ1本で個性派コーデに変身しましたので、「このネクタイに合いそうな個性的な服はまったくもっていないし…、雑誌やInstagramみたいにオシャレなコーディネートにできそうな服がない」と敬遠されている方にも、一度で良いので試しに首元に当ててみていただきたいです。
もちろん、さらなる個性派コーデでこのネクタイを使いこなしているおしゃれ上級者がいらっしゃいましたら、InstagramやTwitterでのお知らせをお待ちしております！
館内の実店舗で試着も可能！
取り入れ方次第で、ぐっとファッショナブルになる個性派アイテムですが、オンラインの写真だけで購入するのは不安…という方、直接見て試着したいという方は、東京都美術館の常設ミュージアムショップへぜひお越しください。実物が店舗の左手ガラスケースに陳列していますので、ぜひスタッフにお声がけいただき、お手に取ってお洋服に合わせてみてくださいね。（当店はチケットは不要です！美術館が開館しているときなら、いつでも来店可能です。）
アートなネクタイで、一緒にファッションを楽しみましょう！
