NHK Eテレで放送中の「びじゅチューン！」は、モデルとなった美術作品をもとに、
アーティストの井上涼さんが親しみを込めて作った歌・アニメーションが流れる番組です。
斬新な切り口から美術を楽しむこの番組は、
アートに縁がなかった方達をも惹きこむ力があり、
子供から大人まで、井上涼ワールドにはまるファンが続出しています！
びじゅチューンの曲は全部で117曲！
2013年から始まった「びじゅチューン！」の曲は、
今では全部で「117曲」もあるというから驚き！（2022年10月現在）
少しずつ新曲も加わっていますが、
映像は作詞・作曲・歌・アニメーションの全てを井上さんが制作しており、
日本の絵画・世界の絵画・立体物と様々なジャンルの美術作品に触れあえます。
5分間番組と侮るなかれ。
最初、1分半程度の歌が流れた後に、井上さんがモデル作品の解説をしてくれます。
その後、今度はコーラス付き（ちょっと面白い掛け声も！）で再度歌が流れるので、
解説でモデルとなった美術品を頭に浮かべながら、また違った見方で歌を楽しめるのです。
岡本太郎「太陽の塔」は保健室の先生だったり、
ゴッホ「ひまわり」をタワシに見立てたり、
レオナルドダヴィンチの「モナリザ」はお局さんだったり！？
どんな歌だか、気になってきませんか？？
子供も口ずさんであっという間に美術の入口へ
「子供番組のアニメでしょう？」と思った方も多いかもしれません。
一見奇想天外なアニメに見えますが、教養コンテンツとしては最高です。
実は、歌詞やアニメーションは、井上さんがその作品を真摯に鑑賞、
またはその背景を研究し、特徴となる点をクローズアップする形で描写しています。
頭から離れないメロディーに合わせて、口ずさんでいる内容が
実は「美術史」の入口につながっている…
しかし、そこには小難しい説明は一切なし！
堅苦しさはなく、自然と美術の世界に入り込んでいけます。
「美術に親しんでもらいたくて！」と子供に見せ始めた親御さん自身が
どっぷりびじゅチューンの沼にはまっていく…のは、良く聞くパターンです。
ショップスタッフの子供も、2歳でびじゅチューン！デビューをし、
未就学児の段階で「あ、ゴッホのひまわりだ！」などと口にするようになり、
いまやすっかり美術館巡りが親子共通の趣味となりました♪
本人曰く「美術館に行くと元気が出る！」らしいです。
モデルとなった本物の作品に逢うことは、推しメンに会うような、ロケ地巡りをするような
そんなワクワクした気分になるのかもしれません。
アート作品の特徴を歌い上げたその独特な世界観は、
今も観る人を惹きつけてやみません。
おうちで楽しめる“びじゅチューン！グッズ”
そんな、びじゅチューン！で人気のキャラクターたちがグッズとなったアイテムが、
この度hmm,に入荷されました！
可愛いスタンプや、ポーチ、バッグなど、持っているだけで一気にお茶目な印象に。
マニアにはたまらない、濃いキャラばかり。
ぜひ親子で美術を楽しんでみませんか♪
