*こちらの商品はネコポス対応です。
システムの都合上、日時指定ができる設定となっていますが、ネコポス配送はポスト投函となりますので日時指定ができません。
恐れ入りますが日時指定をされたい方はヤマト配送をご指定ください。
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サイズ:14.8×10.5㎝
素材:紙
ポストカードをコレクション
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ポストカードは、美術館の展覧会の記念として必ず集めるという方も多いのではないでしょうか。好きな作品を、自宅でも気軽に楽しめるというのは、アートファンにとってたまらない嬉しさですよね。でも、使い道がいまいち分からず家で眠ったままという声をよく聞きます。例えばこんな使い方はいかがでしょうか?
・お気に入りの作品をファイルにコレクションして自分好みの画集をつくる。
・壁に張った紐に木のクリップをたくさん付け、ポストカードをはさみインテリアとして。
・コンパクトな額にセットして、食卓に花の代わりにさりげなく飾る。
・チケットの半券と展覧会鑑賞の感想とともに展覧会記念ブックを作る。
・好きな形に切ってコラージュ作品を作る。
何枚かをまとめて飾るときは同系統の色合いの作品を集めて飾ると、他のインテリアとのバランスもとりやすくなりますが、同じ作者の作品なら相性が良さそうですね。
もちろん、大切な人へのお手紙に、絵はがきとして使用しても。
葉書用の切手を貼って投函すれば、あなたの大切なメッセージを届けてくれるでしょう。
作品
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作品名:不安を与えるミューズたち The Disquieting Muses
作者名:ジョルジョ・デ・キリコ
制作年:1916-1917年
所蔵先:ピナコテーク・デア・モデルネ(バイエルン州立絵画コレクション ミュンヘン ドイツ)
デ・キリコの作品にしばしば登場するマネキン。人間の表情を豊かに描くことが主流であった絵画の流れにおいて、キリコが描いた、表情や人物像の読み取れないマネキンは衝撃的なものでした。
この作品で描かれているのはギリシア神話のミューズたちです。左側の像は、喜劇を司る女神タレイア。右には、悲劇の女神メルポメネ。ここでは、マネキンが仮面を取り外してしまった様な姿で描かれています。右奥には、もう一人の女神が影の中に立っています。
背景の赤い建物は、北イタリアの都市フェラーラに実際にある、エステ城です。1916年、デキリコは第一次世界大戦で入隊してフェラーラに滞在していました。キリコは、フェラーラを「完璧な幾何学的な街」と称賛し、度々作品に描いていました。またこの作品は、本人、贋作者等の他者共々多くの複製が存在していて、そうしたエピソードも含め謎めいた作品となっています。
作家
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ジョルジョ・デ・キリコ Giorgio de Chirico(1888-1978)
20世紀に活躍したイタリアの画家であり、彫刻家。ニーチェやショーペンハウアーの思想、ベックリンやクリンガーらの作品に影響を受けたキリコは、1910年頃より空虚な都市風景、マネキン、奇妙なゆがみをみせる遠近法、幾何学的形態などによる哲学的、暝想的画風を追求します。そして、それらを元に、1917年カッラとともに「形而上絵画(形而上派・メタフィジック絵画)」と呼ばれる芸術動向、および絵画様式を提唱しました。街路の片隅、広場、鉄道の駅、顔のないマネキン人形などを用いて、事物の非日常的な組み合わせから、幻想的で神秘的な内面世界の表現を目指しました。サルバドール・ダリやルネ・マグリットといった前衛画家たちに多くの影響を与えたキリコは、シュルレアリスム絵画の先駆けとされています。その後、古典的な作風に転じましたが、晩年には幻想的な作風に回帰。90歳の生涯を閉じるまで、精力的に創作を続けました。
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