サイズ:30×30cm
素材:紙
※輸入品のため、デザインは英語表記となっております。
2025年カレンダー
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2025年のカレンダーです。モリスを存分に楽しみたいという方に、ミュージアムショップがおすすめする人気商品です。
めくるたびに変わるデザイン。実用的でありながら、様々なアート作品を楽しめます。複製画やポスターを貼ることには少し抵抗がある方も、カレンダーなら気軽に飾れる方も多いのではないでしょうか。たくさんの名画に出逢いながら、アートと共に一年間を過ごしてみませんか?
表紙作品
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作品名:Pomegranate
作家名:ウィリアム・モリス
制作年:1866年
作家
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ウィリアム・モリス William Morris(1834 - 1896)
「モダンデザインの父」と呼ばれる、19世紀イギリスの画家、詩人、デザイナー、マルクス主義者。1834年、イギリスにおける産業革命期の最終段階とされる時代にロンドン近郊ウォルサムストウで生まれました。証券業を営む実業家の父のもと、裕福な環境で育ちます。1853年モリスはオックスフォード大学エクセター・カレッジに入学し、教会の牧師のための教育を受けました。1856年、建築家への憧れから建築事務所に一度入所するも、その後画家になる志を持つようになり、装飾美術への道に進み始めました。1861年に設立したモリス・マーシャル・フォークナー商会は、アーツ・アンド・クラフツ運動のきっかけとして重要視されています。1875年、商会をモリスが単独で経営する「モリス商会」として再出発し、精力的に活動していましたが、1896年、病気のためハマスミスの自宅にて生涯を閉じました。今もなお、その作品はカーテンや壁紙などに使用されていて、多くの人に愛されています。
モリスと「アーツ・アンド・クラフツ運動」
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モリスが活躍した時代、それはイギリスの産業革命の成果により、工場で大量生産された商品があふれるようになった頃です。当時の世界最先端はイギリス、ロンドン。ちょうど日本では、天保の大飢饉の時期から明治維新を経て、明治29年までに相当する時期でした。
モリスは、産業革命による工芸品の品質低下を危惧し、仲間たち7人の共同出資による壁面装飾、装飾彫刻、ステンドグラス、金属製品、家具の5つのジャンルを総合生活芸術とし活動する商会(モリス・マーシャル・フォークナー商会、後のモリス商会)を設立。植物の模様の壁紙やステンドグラスなどのインテリア製品や、美しい書籍を作り出しました。生活と芸術を統合させようとするモリスのデザイン思想は、世界各国に深い影響を与えました。その活動は「アーツ・アンド・クラフツ運動」と呼ばれ、20世紀のモダンデザインの始まりだと言われています。
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