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本体サイズ:15×10.5cm
内容:5枚(同一絵柄)
ポストカードで田中一村の描く奄美の自然を楽しむ
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奄美大島の美しい自然を描いた田中一村の趣深い作品が絵葉書になりました。余白を大きく取ってあるので文章をたくさん書きたい方にもおすすめです。大切なお便りを、一村の作品がさりげなく彩ってくれます。
作品
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作品名:奄美の海に蘇轍とアダン
作家名:田中一村
制作年:1961年
所蔵先:田中一村記念美術館
昭和36年の正月、一村は奄美から千葉に戻っていました。その際、千葉の人々に亜熱帯の景色を伝えようと、南国の植生を描いて披露しました。ダチュラ、ソテツ、アダンといった珍しい植物の間からは、立神(たちがみ)と呼ばれる神が立ち寄る岩もそびえ、奄美らしい情景が大胆な構図で描かれています。
作家
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田中一村 Isson Tanaka(1908-1977)
明治時代から昭和時代にかけての日本画家。晩年移り住んだ奄美の自然に魅せられ、鋭い観察眼で描いた大胆かつ繊細な花鳥画で知られます。明治41年、栃木県に生まれた一村は、彫刻家の父より手ほどきを受け、幼年期より稀有な画才を発揮し、若くして南画家として知られるようになります。東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科に入学しますが、2か月で退学。
その後、転居を繰り返しながら独学で自らの絵を模索しますが、展覧会での評価が振るわず、中央画壇への希望を失った一村は、50歳を過ぎて家財を売り払い単身奄美へ移住します。紬工場で染色工として働きながら創作を続けますが、生涯中央画壇に認められることなく69歳で生涯を終えました。ゴーギャンがタヒチに移り住んだように、一村も奄美大島に移住し生涯を終えたことから、「日本のゴーギャン」との異名もあります。
※当店の田中一村関連グッズは、特別展「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」〈2024年9月19日(木)~12月1日(日)〉公式グッズではありませんので、お間違えの無いようご注意ください。
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