＊こちらの商品はネコポス対応です。
システムの都合上、日時指定ができる設定となっていますが、
ネコポス配送はポスト投函となりますので日時指定ができません。
恐れ入りますが日時指定をされたい方はヤマト配送をご指定ください。
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サイズ：14.8×10.5㎝
素材：紙


ポストカードをコレクション
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ポストカードは、美術館の展覧会の記念として必ず集めるという方も多いのではないでしょうか。好きな作品を、自宅でも気軽に楽しめるというのは、アートファンにとってたまらない嬉しさですよね。でも、使い道がいまいち分からず家で眠ったままという声をよく聞きます。例えばこんな使い方はいかがでしょうか？

・お気に入りの作品をファイルにコレクションして自分好みの画集をつくる。
・壁に張った紐に木のクリップをたくさん付け、ポストカードをはさみインテリアとして。
・コンパクトな額にセットして、食卓に花の代わりにさりげなく飾る。
・チケットの半券と展覧会鑑賞の感想とともに展覧会記念ブックを作る。
・好きな形に切ってコラージュ作品を作る。

何枚かをまとめて飾るときは同系統の色合いの作品を集めて飾ると、他のインテリアとのバランスもとりやすくなりますが、同じ作者の作品なら相性が良さそうですね。

もちろん、大切な人へのお手紙に、絵はがきとして使用しても。
葉書用の切手を貼って投函すれば、あなたの大切なメッセージを届けてくれるでしょう。


作品
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作品名：アングルのヴァイオリン
作者名：マン・レイ
制作年：1924年
所蔵先：J・ポール・ゲティ美術館

裸身の女性の背中をヴァイオリンに見立てたモノクロ写真、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。本作は、新古典主義の巨匠アングルの『ヴァルパイソンの浴女』に想を得て、"モンパルナスのキキ"の愛称で知られたアリス・プランをモデルとして制作されました。キキのヌード写真の上に、”f字”を描いて再撮影しているためか、少しぼやけた風合いが上品で優美な雰囲気を醸し出しています。

タイトルの「アングルのヴァイオリン」というフランス語は、アングルが、本職の画業だけでなく、バイオリンも達者であった逸話に因んで、「趣味」、「余技」などを意味する慣用句となりました。写真は趣味であり、本業は画家であったマン・レイの自身への皮肉、また、絵画を脅かす存在として登場した新たなメディア「写真」を批判し続けたアングルへの共感など、意味深長なタイトルにも魅了されます。


作家
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マン・レイ　Man Ray　1890‐1976

アメリカ、フランスで活躍した、画家、写真家、彫刻家。フィラデルフィアにロシア系ユダヤ人の、仕立屋の両親の元に生まれました。ほどなくして一家でニューヨークに転居、高校ではデッサンや製図を学び、卒業後は図案やイラストの仕事で生活を立てつつ、独学でありながら画家として活動を始めました。この頃、写真技術を習得、またマルセル・デュシャンと親交を得て、レディメイド(既製品)を用いたオブジェを作成、1920年にはデュシャンと共に雑誌「ニューヨーク・ダダ」を創刊しています。

1921年にパリへ移住、写真に本格的に取り組み、「レイヨグラフ」、「ソラゼリーション」等の技法を発明しました。第二次世界大戦時にはアメリカに疎開、1951年にはフランスに戻り、晩年まで絵画制作に注力しました。写真や絵画、オブジェ、映像の他、ポートレート等商業写真等、多方面で活躍したマン・レイは、同時代の芸術家等のみならず、現代に至るまで大きな影響を与えました。