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作品名:四季花鳥図 春
サイズ:15.5×22cm
素材:プラスチック
コレクションの1枚に
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大事な書類をしまうときも、自分の好きな絵画に触れていたい…
酒井抱一の世界観が楽しめるA5クリアファイルです。
小ぶりなサイズで、ポストカードや領収書、チケットなど、「ぐしゃぐしゃにしたくない、折りたくない大事なもの」の保管に役立ちます。
小さめのカバンにも入りやすく、持ち歩きやすいA5サイズです。
優しい色合いの作品が全面に印刷されているので、書類を透けさせないで保管することができ、落ち着いた絵柄がオフィスや学校の雰囲気にも溶け込んでいくでしょう。
単色のクリアファイルは何を挟んだのかを忘れがち…
大事なものは絵柄ファイルで保管!
事務ファイルの中に埋もれても、抱一作品で見つけやすくなるかも!?
アートなクリアファイルコレクションの一枚としてご利用ください。
抱一が描く色とりどりの花鳥
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「四季花鳥図巻」は、江戸琳派の祖とも言われる、酒井抱一の作品です。
抱一が58歳の頃、貴人の慶事のために描かれたものだそう。
四季の花鳥を描いた絵巻物となっていて、色とりどりの花や生き物が溢れており、計60種もの植物が登場するそう。
上巻は「春と夏」、下巻は「秋と冬」が花鳥によって優美に表現されています。
まるで、図鑑のようなアート作品ですね。
場面ごとに雰囲気が異なり、花や鳥、虫など描くものによって、タッチが変化しているのが分かります。
花鳥と呼ばれる草木花に鳥を組み合わせて描いたものは、古来より様々な作家が描いてきたテーマですが、これに虫が加わるのは、おもに江戸時代後半からなんだそうですよ。
この作品では、木の幹などに、にじみを活かした「たらしこみ」が効果的に用いられています。
琳派を代表する尾形光琳や俵屋宗達の絵に、しばしば用いられる技法で、光琳の画風を受け継いでいることが見てとれます。
作品
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四季花鳥図巻(春)
江戸時代・文化15年(1818)
東京国立博物館蔵
作家
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酒井 抱一 Sakai Houitsu (1761 - 1829)
江戸時代後期を代表する江戸琳派の創始的絵師。狩野派をはじめ諸派に学んだのち、尾形光琳に傾倒、光琳をもとにして独自の画風を確立させました。それが、「江戸琳派」です。
抱一は、尾形光琳に憧れており、模写だけでなく、光琳百回忌をもプロデュース。
琳派の代表的な絵師として、俵屋宗達、尾形光琳に続き広く認知されています。
抱一は、名門武家である姫路城主酒井家の次男として1761年に生まれました。
酒井家は代々学問芸術に厚い家柄であったため、俳諧や能楽、書画、茶、狂歌、浮世絵など様々な文化に親しみ、その才能を開花させました。
20代まで奔放な生活を送り、自由に文化人と交流していましたが、病気を理由に 37歳で出家。
1829年、68歳で死去した後は、築地本願寺に葬られています。
リスペクトする光琳「風神雷神図屏」の裏側に描く
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11代将軍徳川家斉(いえなり)の父・一橋治済(ひとつばしはるさだ)への贈り物として、生家の酒井家より注文を受け、描いた作品があります。
それが、宗達の風神雷神図を模写した憧れの尾形光琳作「風神雷神図屏風」の裏側に描いた「夏秋草図屏風」という作品。
光琳に傾倒していた抱一なので、さぞ大興奮だったことでしょう。
抱一は、地色に銀を用い、雷神の裏に雨に濡れた夏草、風神の裏に風になびく秋草を描きました。
表と裏を関連させて対にさせたのですね。
光琳よりもリアルに表現。
抱一の最高傑作として、記念的な両面屏風でしたが、現在は保護のために切り離されて保管されています。
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