hmm, by 東京都美術館ミュージアムショップ | ふむふむ

  • shopping cart

書籍「モネとマティス もうひとつの楽園」

¥2,500

再入荷のお知らせを希望する

年齢確認

再入荷されましたら、登録したメールアドレス宛にお知らせします。

メールアドレス

折返しのメールが受信できるように、ドメイン指定受信で「thebase.in」と「bijutsu.co.jp」を許可するように設定してください。

再入荷のお知らせを希望する

再入荷のお知らせを受け付けました。

ご記入いただいたメールアドレス宛に確認メールをお送りしておりますので、ご確認ください。
メールが届いていない場合は、迷惑メールフォルダをご確認ください。
通知受信時に、メールサーバー容量がオーバーしているなどの理由で受信できない場合がございます。ご確認ください。

折返しのメールが受信できるように、ドメイン指定受信で「thebase.in」と「bijutsu.co.jp」を許可するように設定してください。

ポーラ美術館『モネとマティス もうひとつの楽園』展(2020年)公式図録
監修: 木島俊介, アラン・タピエ
出版社:求龍堂
ページ数:232ページ 作品掲載数:92点 
サイズ:26.5×18.5x1.5cm


絵筆をとるために、庭を造った。部屋を飾った。
--------------------------------------
19世紀から20世紀にかけて、急速な近代化や度重なる戦争などの混乱した社会状況のなか、「ここではないどこか」への憧れが、文学や美術のなかに表れた。
なかでもクロード・モネ(1840-1926)とアンリ・マティス(1869-1954)は、庭や室内の空間を自らの思うままに構成し、現実世界のなかにいわば人工的な「楽園」を創り出した点において、深く通じ合う芸術家であると言える。
モネは19世紀末、近代化するパリを離れ、ジヴェルニーに終の住処を構えた。邸宅の庭で植物を育て、池を造成し、理想の庭を造りあげたモネは、そこに日々暮らしながら、睡蓮を主題とした連作を制作した。
南仏に居を構えたマティスもまた、テキスタイルや調度品を自在に組み合わせ、室内を演劇の舞台さながらに飾り立てて描いた。こうしたモティーフは、南仏の光とともにマティスのアトリエと作品を彩った。
モネの庭と、マティスの室内。彼らの「楽園」は、欠くことのできない主題であると同時に、制作の場であり、生きる環境でもあった。
本画集では、ふたりの芸術家がいかにして「楽園」を創り上げ、作品へと昇華させていったのかをカラー図版とテキストで検証する。
(出版社ウェブサイトより引用)

目次
第1章 ツール・ド・フランス—モネのフランス周遊紀行
第2章 ジヴェルニー—地上の楽園
第3章 〈睡蓮〉—循環する自然
第4章 東方からの啓示—マティスにおける異国趣味
第5章 ニース—銀色の光
第6章 楽園の創出—絵画を超えて


クロード・モネ Claude Monet(1840 - 1926)
--------------------------------------
を代表するフランスの画家。彼の代表作「印象・日の出」(1872)は、印象派の名前の由来になりました。パリで生まれたモネは、10代から絵の才能があり、アトリエの中で絵を描くことが主流だった時代、屋外で制作活動をしていた風景画家ウジェーヌ・ブーダンとの出会いで外光の魅力を学び、屋外で制作するスタイルを身に付けました。自然の光の表現にこだわり、「筆触分割」と呼ばれるパレットの上で絵具を混ぜずに、細く小さな筆のタッチで絵具を置くように描写する手法を用いて、その美しさの表現を追求しました。その生涯のうちの多くをセーヌ川沿いで過ごし、感じ取るその瞬間をとらえる風景画を数多く残しました。


アンリ・マティス Henri Matisse (1869 – 1954)
--------------------------------------
フォービズム(野獣派)の代表的人物として活躍し、その活動を終えた後も、自身の制作スタイルを模索しながら「色彩」を探求した、20世紀フランスの画家です。
マティスが絵を描くようになったのは、20歳を過ぎてからでした。
それまでは、父親に言われるままに、裁判所の管理者の資格を取得するため、パリで法律を学んでいました。
無事に法科資格試験に合格し、法律事務所の書記として働いていましたが、1889年、盲腸炎を患って床に臥せていた際、母から画材を贈られたことをきっかけに絵画に興味を持ち、画家に転向します。

初めは写実的な絵を描いていましたが、後期印象派のゴッホやゴーギャンの影響を受け、自由な色彩で表現するようになりました。
モチーフの色を実際のものと変えて、大胆な色彩で描いた作品たちは「野蛮である」とされ、「野獣派」=フォービズムと言われるようになりました。
それは決して野蛮な行為ではなく、物自体の本来の色彩から離れ、固定概念を捨て、感性だけを頼って彩色をするという、絵画の新たな可能性を広げるものです。
マティスは野獣派と呼ばれることを嫌い、活動を3年ほどで辞めてしまいます。

1910年以降は、南仏ニースに移り、新たなスタイルで制作を始めました。キュビズムの影響を受け、幾何学的、抽象的な表現をするようになります。
また、フォービズム時代よりも更に色と形の単純化を図ったマティスは、切り絵に挑戦しました。
油絵のように制作の途中で色彩を構成していくのではなく、初めから色彩を決め、色彩の中から形を拾うという作業は、マティスが追い求めていた「色彩」で描くことの到達点となりました。
晩年、4年をかけて制作した南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂の衣装、ステンドグラスや聖母子像などは、色や線、形が洗練され、生涯をかけて色彩と形を追い求めたマティスの集大成と評されます。
その後1954年、心臓発作によりマティスは84歳で亡くなりました。

※この商品は、最短で6月14日(水)にお届けします(お届け先によって、最短到着日に数日追加される場合があります)。

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※送料は別途発生いたします。詳細はこちら

送料について

この商品の配送方法は下記のとおりです。
  • ヤマト宅急便

    ヤマトが提供する定番の配送方法です。荷物追跡に対応しています。

    地域別設定
    • 北海道

      • 北海道 ¥1,100
    • 東北

      • 青森県 ¥900
      • 岩手県 ¥900
      • 宮城県 ¥850
      • 秋田県 ¥900
      • 山形県 ¥850
      • 福島県 ¥850
    • 関東

      • 茨城県 ¥850
      • 栃木県 ¥850
      • 群馬県 ¥850
      • 埼玉県 ¥850
      • 千葉県 ¥850
      • 東京都 ¥850
      • 神奈川県 ¥850
      • 山梨県 ¥850
    • 信越

      • 新潟県 ¥850
      • 長野県 ¥850
    • 北陸

      • 富山県 ¥850
      • 石川県 ¥850
      • 福井県 ¥850
    • 東海

      • 岐阜県 ¥850
      • 静岡県 ¥850
      • 愛知県 ¥850
      • 三重県 ¥850
    • 近畿

      • 滋賀県 ¥900
      • 京都府 ¥900
      • 大阪府 ¥900
      • 兵庫県 ¥900
      • 奈良県 ¥900
      • 和歌山県 ¥900
    • 中国

      • 鳥取県 ¥950
      • 島根県 ¥950
      • 岡山県 ¥950
      • 広島県 ¥950
      • 山口県 ¥950
    • 四国

      • 徳島県 ¥950
      • 香川県 ¥950
      • 愛媛県 ¥950
      • 高知県 ¥950
    • 九州

      • 福岡県 ¥1,100
      • 佐賀県 ¥1,100
      • 長崎県 ¥1,100
      • 熊本県 ¥1,100
      • 大分県 ¥1,100
      • 宮崎県 ¥1,100
      • 鹿児島県 ¥1,100
    • 沖縄

      • 沖縄県 ¥2,100

※¥11,000以上のご注文で国内送料が無料になります。

Related Items

  • 書籍「アンリ・マティス 『ジャズ』再考 -芸術的書物における切り紙絵と文字のインタラクション」
    ¥5,720
  • 書籍「あーとぶっく ピカソの絵本」
    ¥1,705
  • 洋書「CAHIERS D ’ART HENRI MATISSE DESSINS 1936」
    ¥16,500

ショップの評価

Mail Magazine

新商品やキャンペーンなどの最新情報をお届けいたします。