作品名:マティス
サイズ:24×28㎝
素材:紙、32ページ、塗り絵帳
楽しみ方いろいろ
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「塗り絵は馴染みがないなぁ」と思ったあなたに。
これは、ただのぬり絵ではありません。
海外から届いた、一冊でいろいろ楽しめるミュージアムブックです。
例えば、
●絵画の一部を自分で塗ってアーティストの作風に触れる
●問いかけに応じて空白ページを自由に描き込む
●自分で切り抜いて工作をしたり、ポストカードにもなる
など、アートに触れるたくさんの糸口を提供してくれます。
作家のプロフィール情報もあり、眺めているだけでも教養が深まる塗り絵帳です。
手を動かして色を塗ることは、脳の活性化にも役立ち、子どもだけでなく、大人にも役立つと考えられています。
塗り絵が久しぶりの方も、色の塗り方は自由なので、元の作品に囚われず、自らの感性でぜひ自分だけの名画を完成させてみてくださいね。
輸入品のため、本文の問いかけはすべて英語なので、楽しみながら勉強にもなって一石二鳥。
名画に対して深く追うことができるため、お子様と一緒に夏休みの自由研究にもいかがでしょうか?
作家
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アンリ・マティス Henri Matisse (1869 – 1954)
フォービズム(野獣派)の代表的人物として活躍し、その活動を終えた後も、自身の制作スタイルを模索しながら「色彩」を探求した、20世紀フランスの画家です。
マティスが絵を描くようになったのは、20歳を過ぎてからでした。
それまでは、父親に言われるままに、裁判所の管理者の資格を取得するため、パリで法律を学んでいました。
無事に法科資格試験に合格し、法律事務所の書記として働いていましたが、1889年、盲腸炎を患って床に臥せていた際、母から画材を贈られたことをきっかけに絵画に興味を持ち、画家に転向します。
初めは写実的な絵を描いていましたが、後期印象派のゴッホやゴーギャンの影響を受け、自由な色彩で表現するようになりました。
モチーフの色を実際のものと変えて、大胆な色彩で描いた作品たちは「野蛮である」とされ、「野獣派」=フォービズムと言われるようになりました。
それは決して野蛮な行為ではなく、物自体の本来の色彩から離れ、固定概念を捨て、感性だけを頼って彩色をするという、絵画の新たな可能性を広げるものです。
マティスは野獣派と呼ばれることを嫌い、活動を3年ほどで辞めてしまいます。
1910年以降は、南仏ニースに移り、新たなスタイルで制作を始めました。キュビズムの影響を受け、幾何学的、抽象的な表現をするようになります。
また、フォービズム時代よりも更に色と形の単純化を図ったマティスは、切り絵に挑戦しました。
油絵のように制作の途中で色彩を構成していくのではなく、初めから色彩を決め、色彩の中から形を拾うという作業は、マティスが追い求めていた「色彩」で描くことの到達点となりました。
晩年、4年をかけて制作した南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂の衣装、ステンドグラスや聖母子像などは、色や線、形が洗練され、生涯をかけて色彩と形を追い求めたマティスの集大成と評されます。
その後1954年、心臓発作によりマティスは84歳で亡くなりました。
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