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サイズ:17×12.5cm(本体) 17.5×12.5cm(封筒)
素材:紙
アートなグリーティングカードで、大切な人へメッセージを
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誕生日のお祝いや、何か感謝の気持ちを伝えたいとき、
ポストカードよりもちょっと特別なグリーティングカードは、大切な気持ちを伝えるのにぴったりです。
絵柄はアンリ・マティスの「イカロス」で、受け取ったあともカードを飾って楽しむことができます。
作品
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作品名:イカロス(版画シリーズ〈ジャズ〉より)
制作年:1947年
所蔵:ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵
1941年に、マティスは腸の手術を受けました。
病気による体力の衰えから、だんだんと油彩を描かななくなり、1943年頃から切り絵作品の制作を始めます。
体調による理由もありましたが、長年色彩に重きを置いた油彩を描いていたマティスにとって、色からスタートして形を切り取っていくという切り絵は、彼の芸術活動の到達点ともいえる手法になりました。
術後、マティスは車椅子を使用していましたが、助手が脚立に乗ってマティス指示をもらい、彼が切り抜いた色紙を配置し、この「イカロス」を作り上げることが出来ました。
作家
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アンリ・マティス Henri Matisse (1869 – 1954)
フォービズム(野獣派)の代表的人物として活躍し、その活動を終えた後も、自身の制作スタイルを模索しながら「色彩」を探求した、20世紀フランスの画家です。
マティスが絵を描くようになったのは、20歳を過ぎてからでした。
それまでは、父親に言われるままに、裁判所の管理者の資格を取得するため、パリで法律を学んでいました。
無事に法科資格試験に合格し、法律事務所の書記として働いていましたが、1889年、盲腸炎を患って床に臥せていた際、母から画材を贈られたことをきっかけに絵画に興味を持ち、画家に転向します。
初めは写実的な絵を描いていましたが、後期印象派のゴッホやゴーギャンの影響を受け、自由な色彩で表現するようになりました。
モチーフの色を実際のものと変えて、大胆な色彩で描いた作品たちは「野蛮である」とされ、「野獣派」=フォービズムと言われるようになりました。
それは決して野蛮な行為ではなく、物自体の本来の色彩から離れ、固定概念を捨て、感性だけを頼って彩色をするという、絵画の新たな可能性を広げるものです。
マティスは野獣派と呼ばれることを嫌い、活動を3年ほどで辞めてしまいます。
1910年以降は、南仏ニースに移り、新たなスタイルで制作を始めました。キュビズムの影響を受け、幾何学的、抽象的な表現をするようになります。
また、フォービズム時代よりも更に色と形の単純化を図ったマティスは、切り絵に挑戦しました。
油絵のように制作の途中で色彩を構成していくのではなく、初めから色彩を決め、色彩の中から形を拾うという作業は、マティスが追い求めていた「色彩」で描くことの到達点となりました。
晩年、4年をかけて制作した南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂の衣装、ステンドグラスや聖母子像などは、色や線、形が洗練され、生涯をかけて色彩と形を追い求めたマティスの集大成と評されます。
その後1954年、心臓発作によりマティスは84歳で亡くなりました。
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