サイズ:16.5×7cm
机の上に立てられるメガネケース
-----------------------------------------------------------
生地の手触りを追求した、セミハードなファブリックタイプのメガネケースです。
適度な硬さがあるため、大事なメガネを持ち運ぶ際にも安心です。
また、机の上に立てられるようになっているので、PC作業の時だけブルーライトカットメガネを使用するという方にとっては、着脱時にすぐにケースに手を伸ばせて便利です。
縦長の状態で置けるので、狭い机の上でも場所を取らずにスマートにメガネを置くことができます。
エゴン・シーレのお気に入りの作品を身近に感じられるミュージアムグッズです。
作品について
-----------------------------------------------------------
作品名:『ひまわり』
製作年:1911年
作者:エゴン・シーレ
所蔵:アルベルティ―ナ美術館
ひまわりを題材にした作品と言えば、ゴッホを思い浮かべる人が多いと思いますが、実は、19世紀末のウィーンを代表する画家である、エゴン・シーレもひまわりを描いています。
シーレは実際にゴッホのひまわりを目の当たりにして、多大な影響を受けたと言いますが、シーレが描いたひまわりはゴッホのものとは印象が違い、快活なひまわりではなく、細々とした花びらや下方に垂れた葉など、どこか儚く切ない雰囲気をまとっています。
人間の死を画題にすることが多かったシーレにとって、植物を表現する際も「生命の死」に目を向けていたのではないでしょうか。
古今東西、様々な画家が植物を題材に作品を描いてきましたが、同じものをモチーフにしていたとしても、作者の着眼点や表現方法によって、異なる印象になるのが面白いですよね。
そして、強烈な個性を持ったタッチで人物画を描くことで有名なシーレですが、こちらの『ひまわり』を所蔵しているアルベルティ―ナ美術館には、鉛筆と水彩で描いた菊の花など、植物の作品も残っています。
『ひまわり』をはじめとした、人物画とはまた違う個性が発揮されている植物画の中に、共通して漂うメッセージ性を感じることができるのではないでしょうか。
作家
-----------------------------------------------------------
エゴン・シーレ Egon Schiele(1890-1918)
オーストリア・ウィーンで活躍した画家。短い生涯でありつつも、19世紀末を経て芸術の爛熟期を迎えたウィーンで、当時盛んであったクリムト率いるウィーン分離派や象徴派、表現主義に影響を受けながら、当時の常識にとらわれない、人間の死とセクシュアリティを追求した、挑戦的で強烈、個性的な画風を確立させました。
体を極端にひねったり、うずくまったり、膝を抱え込んだりと、印象的で独特な人物画のポーズが特徴です。
1890年、ウィーン近郊で生まれたシーレは、幼少の頃から絵の才能を発揮し、1906年には学年最年少の特別扱いでウィーン美術アカデミーに入学しました。
しかし、アカデミーの保守的な古典主義に馴染めず授業を離れ、尊敬するグスタフ・クリムトの弟子となります。
1909年、19歳になったシーレは、仲間と共に「新芸術集団」を結成。
独自の表現主義的な画風を確立しました。
第一次世界大戦に翻弄されるも、作品発表の機会を得て国際的に評価が高まり、社会的な成功を収め始めた矢先、スペイン風邪が流行し夫婦で感染。
妊娠中の妻・エーディトが亡くなった3日後、シーレも命を落としました。
*こちらは、東京都美術館で開催の「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」<2023年1月26日(木)~4月9日(日)>の公式グッズとは異なります。ご注意ください。
※この商品は、最短で4月4日(火)にお届けします(お届け先によって、最短到着日に数日追加される場合があります)。
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※送料は別途発生いたします。詳細はこちら
※¥5,500以上のご注文で国内送料が無料になります。
新商品やキャンペーンなどの最新情報をお届けいたします。