出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2018/9/27)
発売日 ‏ : ‎ 2018/9/27
言語 ‏ : ‎ 日本語
大型本 ‏ : ‎ 199ページ

フェルメール全作品35点、すべて原寸!
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『真珠の耳飾りの少女』『牛乳を注ぐ女』など、フェルメールの全作品35点を美しい図版で紹介するとともに、35点を6つのテーマに分け、すべての作品について原寸の図版とわかりやすい解説を掲載しています。
さらに、作品によっては150%、200%など原寸以上に拡大した図版を掲載し、繊細な描写と絵の中に秘められた数々の謎を読み解く楽しみも紹介。
フェルメールの作品を知る上でキーワードとなる6つのテーマに沿って原寸&拡大図版をじっくりと鑑賞することで、作品の魅力が最大限に味わえる画集となっています。


ミュージアムショップスタッフ【ムライ】オススメ
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こんなに細かいところまで？！

いいと思った作品は「なるべく近づいて見てみたい。」そう思ったことはありませんか。
実際にはここまで寄って見ることは出来ないだろう。
そんな距離でじっくりと見ることが出来るのがこの「100％VERMEER!　フェルメール原寸大美術館」です。
特にそれほど大きくないサイズで、描写が細かいもの。
フェルメールの作品は大きな作品がそれほど多く描かれていないだけに、200％まで倍率をあげて載せているページはとてもありがたく感じました。

また、良かったところは全作品のサイズ比較。
過去の展覧会で好きな作品を見て、数字でなんとなく大きさの想像は出来ていても、実物を目にするとそのサイズに驚いていました。
その為全作品の比率が出ていると、大小がとても分かりやすく感じます。
他の100％シリーズもそうですが、保存版として購入しておくと展覧会で重宝するのでおすすめの一冊です。


目次
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フェルメール　バロック時代の「小さな巨人」
千足伸行(成城大学名誉教授・広島県立美術館館長)
第1章 青と黄色のハーモニー
第2章　光に満ちた輝く白
第3章 揺れる恋心
第4章 笑う人々
第5章　音楽のある日常
第6章　オランダの繁栄

フェルメール全作品　サイズ比較
フェルメールと風俗画家たちの挑戦
青野純子(九州大学基幹教育院准教授)


監修
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千足伸行（せんぞく　のぶゆき）

美術史家、成城大学名誉教授、広島県立美術館館長。東京大学卒業後、TBS、国立西洋美術館館長勤務を経て、成城大学教授。
専門は世紀末を中心とするヨーロッパ近代美術。

青野純子（あおの　じゅんこ）

九州大学基幹教育員純教授。慶応義塾大学大学院修士課程修了後、東北大学大学院博士課程満期終了、アムステルダム大学博士号取得。
専門は17-18世紀オランダ美術史。

中村　麗（なかむら　うらら）
東京女子大学文理学部哲学科卒業、哲学、美学専攻。西部美術館、セゾン現代美術館、セゾンアートプログラムの学芸員を歴任。展覧会の企画及び美術関係の編集・執筆活動を行う。

＊こちらは、東京都美術館で開催の「ドレスデン国立古典絵画館所蔵　フェルメールと17世紀オランダ絵画展2022年2月10日(木)～4月3日(日)」公式グッズとは異なります。ご注意ください。