サイズ:25×19×1.5㎝
監修:千足伸行
翻訳:鮫島圭代
出版社:講談社
単行本(ページ):184
ゴッホのヨーロッパを巡る旅
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ゴッホの生活史をゴッホ美術館の豊富な資料を使って、ビジュアル化!
トランク1つ、気ままな画家の人生が目の前に甦る!
ゴッホの地図帳 ヨーロッパを巡る旅はヨーロッパを生きた旅人としてのゴッホの物語です。
彼が生涯に住んだ20か所もの土地「ZからAまで」をつまりオランダ南部のズンデルトに始まり、フランス北部のオーヴェール=シュル=オワーズまですべてたどります。
フィンセント・ファン・ゴッホという男の物語を伝える貴重な文化遺産です。
ミュージアムショップスタッフ【ムライ】オススメ
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「ゴッホをよく知る為に必要な一冊」
ゴッホがこんなにも移動を繰り返していたとは知りませんでした。引っ越しが多い画家というと葛飾北斎を思い出しますが、ゴッホもなかなかに移動が多い印象です。
しかも、お金が無ければ歩いてでも移動。
「どこに住んでいても、遠くへ行きたかった」というのが印象的でした。
知らない土地は、新しい出会いもありわくわくするものですが、同時にどんなに好奇心があっても知らない場所でやっていく不安は出てくると思います。
そんな中でも、ゴッホがやっていけたのはやはり弟の存在が大きかったのだなと本書を読んで感じました。
鉄道が発達し、手紙の郵送が頻繫に行えるようになったおかげで、近況を弟に伝えられるようになったことは彼の心の支えになったのだと思います。
目次
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ゴッホのヨーロッパをめぐる旅
ズンデルト 1853‐1869
ゼーフェンベルヘン 1864‐1866
ティルブルフ 1866‐1868
ハーグ 1869‐1873
ロンドン 1873‐1875
パリ 1875‐1876
ラムズゲイト&アイルワース 1876
ドルトレヒト 1877
アムステルダム 1877‐1878〔ほか〕
著者
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ルネ・ファン・ブレルク
アムステルダム自由大学で美術史を学び、8年間複数の小学校で教鞭をとった。
現在、ファン・ゴッホ美術館のシニア・エデュケーター。既刊書に「Vincent and Camille」
「The Little Van Gogh Museum」「A Beautiful Day」などがある。
二ーンケ・デーネカンプ
アムステルダムにてフリーランスで執筆、編集、画像編集を行う。童話の執筆も手掛けており、ルビンスタイン社Little Golden Books seriesから刊行されている。
タイオ・メ―デンドルプ
美術史家。2009年よりファン・ゴッホ美術館の研究員。ゴッホの居住地や制作場所に関する専門家である。ファン・ゴッホ美術館の一員となる前はクレラー=ミュラー美術館に勤務し、同館の収蔵するゴッホの絵画、さらに素描、版画について線密に調査した。そうした研究の成果は2冊の図録となり、2003年と2007年に出版された。
フィンセント・ファン・ゴッホ
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オランダのポスト印象派の代表的画家。
オランダ南部の小さな町フロート・ズンデルトで生まれました。
27歳になった1880年頃から画家を目指した遅咲きの画家ですが、その活動期間は約10年と短い画家でした。一番の理解者である弟テオに支えられながら、大胆で鮮やかな色彩と感情的で独特のタッチで、精力的に創作活動を行いました。
特に、パリから南フランスのアルルに拠点を移した後は、ゴーギャンとの共同生活をした「黄色い家」や、「ひまわり」「夜のカフェテラス」など、現在代表作と呼ばれる作品を次々に生み出しました。ゴーギャンとの共同生活は9週間と短く、精神を病み入院。
1890年、拳銃によって自らの命を絶ち、37歳でその短い生涯を終えました。
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