SOLD OUT
作品名:糸杉のある麦畑
サイズ:21.5×15.5×1.5㎝
素材:紙、無地ノート、176ページ
書き方は自由 無地ノートとしても◎
---------------------------------------------
ゴッホの名作「糸杉」が表紙になった無地ノートです。
本紙はハードカバーでしっかりとした厚みなので、鉛筆やペンでのスケッチにおすすめです。
B5サイズよりは小さいので、A4の書類が入るような大き目な鞄であればすっぽり収まるでしょう。
少しデコボコした表面なので、作品に立体感が出ています。
空に渦巻く雲や、天高くそびえる糸杉の葉の煌めきや、黄金の麦畑に至るまで、ゴッホの特徴的なタッチが目立つゴールドになっていて、気分を上げてくれますね。
無地ページは、スケッチブックとしてだけではなく、ノート、メモ帳としても便利に使えそうで、活躍の場が広がります。
自由度が高く、仕事でも学校でも日常使いしながら、そのアートグッズらしい表紙が周りからの注目を浴びそうですね。
目が覚めるような赤の中綴じに、黄金色の紐の栞がワンポイントになっています。
糸杉
---------------------------------------------
ゴッホが晩年モチーフとして描いていたのが糸杉です。
弟テオへの手紙には次のように伝えていました。
「もうずっと糸杉のことで頭がいっぱいだ。ひまわりの絵のように、なんとかものにしたいと思う。これまで糸杉を誰も僕のように描いたことがないというのが驚きでしかたない。
その輪郭や比率はエジプトのオベリスクのように美しい、その緑色の素晴らしさは別格だ」
入院していた彼でしたが、外に出られるようになると絵を描いていました。
収穫時期の黄金に輝く麦畑。
円錐状をしたプロバンスの糸杉、明るい青々としたオリーブの木、山々、紺碧の空に渦巻く白い雲を描写しており、ひまわりと同じように特別な関心を持っていたことが伝わってくる作品です。
作品
--------------------------------------------------
糸杉のある麦畑 1889年
Wheat Field with Cypresses
メトロポリタン美術館
作者
--------------------------------------------------
フィンセント・ファン・ゴッホ vincent Willem Van Gogh(1853 - 1890)
オランダのポスト印象派の代表的画家。
オランダ南部の小さな町フロート・ズンデルトで生まれました。
27歳になった1880年頃から画家を目指した遅咲きの画家ですが、その活動期間は約10年と短い画家でした。一番の理解者である弟テオに支えられながら、大胆で鮮やかな色彩と感情的で独特のタッチで、精力的に創作活動を行いました。
特に、パリから南フランスのアルルに拠点を移した後は、ゴーギャンとの共同生活をした「黄色い家」や、「ひまわり」「夜のカフェテラス」など、現在代表作と呼ばれる作品を次々に生み出しました。ゴーギャンとの共同生活は9週間と短く、精神を病み入院。1890年、拳銃によって自らの命を絶ち、37歳でその短い生涯を終えました。
ゴッホとアルル
--------------------------------------------------
ゴッホは、南フランスにあるアルルという場所で、「黄色い家」を間借りしました。
展覧会で知り合い、文通をしていたゴーギャンが金銭的に困っていたため、自宅に招き入れ、共同生活を始めました。
一緒にブドウ畑に行ったり、同じモデルの絵を描いたりと、始めは順調だった二人ですが、2ヶ月が経つ頃、二人を決裂させた事件が起こりました。
有名な「耳切り事件」です…。
ゴーギャンに自画像の耳の形を批判されたことに腹を立てたゴッホは、発作的に自らの耳たぶを切り落としてしまったのです。
翌日、ゴーギャンはパリに帰り、二人の共同生活は9週間という短い期間で終わりました。
後に、ゴッホは耳に包帯をした自画像を描いています。
ゴッホの生涯でただ一枚売れた作品
--------------------------------------------------
ゴーギャンと二人で見に行ったブドウ畑で出会った風景を、1888年にゴッホは作品として残しました。
「赤い葡萄畑」は、夕方のブドウ畑にて農作業をする人々が、油彩によって描かれています。
この作品は、ベルギーでの展覧会に出品され、アルル時代の友人の姉で、ベルギー女流画家のアンナ・ボックによって、購入されました。
ゴッホが生きている間に売れた絵は、この「赤い葡萄畑」の1枚のみだったとか。
モスクワのプーシキン美術館にて、収蔵されています。
名作「ひまわり」は7点も存在する!?
--------------------------------------------------
ゴッホの代表作として、世界中で有名な名画といえば「ひまわり」ではないでしょうか。
花瓶に生けられた向日葵を描いた作品、目にしたことがありますよね。
実は、同じような構図の作品は、7点も存在することはご存知ですか。
よく見ると、向日葵の本数やトーンが異なっています。
戦争で一枚焼失してしまったので、現存する作品は6点。
そのうちの1点は、日本にあります。
アルルで共同生活を送るため「黄色い家」にゴーギャンを招いたゴッホですが、ゴーギャンの部屋を飾るために「ひまわり」を制作した、とも言われています。
夢であった共同生活に対して、ゴッホなりのおもてなしだったのかもしれません。
ゴーギャンも、ゴッホが向日葵を描く姿を、キャンバスに残しています。
新商品やキャンペーンなどの最新情報をお届けいたします。