サイズ：21×15㎝
編集：ペン編集部
出版社：‎ CCCメディアハウス (2013/2/28)
単行本（ページ）：160ページ


●ミュージアムショップのスタッフが厳選するオススメ美術書
店頭で人気の美術書を、スタッフのコメントと共におすすめいたします！
みなさまのおうち時間が充実しますように。


どこか不思議な魅力を湛えた、イスラムの真実を知る旅へ
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Pen BOOKS第20弾! 大好評の宗教シリーズに「イスラム」登場!
雑誌『Pen』で好評を博した特集を書籍化するPen BOOKSが、ついに20冊目。
なかでも特に人気の高い宗教シリーズに、いよいよ「イスラム」が登場です。
歴史的にも大きな意味を持ち、かつ現代の世界情勢を知る上でも非常に大切な存在でありながら、日本人に馴染みの薄いイスラムの全てを、この一冊で。
基礎知識から建築・アート、科学まで網羅。

いまから約1400年前、一介の商人を預言者として突如勃興したイスラムという教え。
単なる宗教としての枠を超え、イスラム諸国においては、国家や社会のあり方をも規定する、物差しのような存在だ。
しかしながら、おそらく大半の日本人は、「メッカ」や「コーラン」など断片的な知識しかもち合わせていないのではないか。
そして、未知ゆえの恐怖感が、イスラムを見つめるわれわれの目を曇らせているのではないか。
土地の大半を砂漠に覆われたアラビア半島で育まれた宗教が、洋の東西を大きく超えて世界規模にまで広がった背景には、何が隠されているのだろうか。
そこには、初めて目にするであろう、新鮮な驚きと発見があふれている。
どこか不思議な魅力を湛えた、イスラムの真実を知る旅へ、いざ。


ミュージアムショップスタッフ【モモ】より
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「イスラムとは何か」

イスラム、キリスト、ユダヤの言葉を良くテレビや、ソーシャルメディアで見かけます。無神論者である私にとっては、三つの宗教の由来と違いが良く分からないままでした。

その理由としては、心の中に疑問を持ってネットで調べても、多くの回答は歴史の変遷から長く話し、現在の社会と遠く離れているから。読んで自分の生活との関連性が見られず、逆に読むほど、学生時代の試験勉強の形になってしまい、結局やめました。

この本は、まずイスラムに関する基礎知識を簡単な文書で紹介することで、読者がイスラム教の概ねを把握することができます。続いて、より詳しい歴史や登場人物は図など、年表を合わせて説明しており理解しやすいです。

本の後半は、建築とアートの美しさや、信者の日常生活の流れ、音楽の特別さ等の面から、イスラム教の文化を紹介することで、読者がイスラム教についての印象をより深くなります。
また、本の最後にイスラム教の信者が異文化と遭遇する話をテーマとした映画も紹介しています。本を読んだ後、読者様も是非この映画を見てください。