作品名:「猫の当て字」(なまず)
サイズ:「な」最大7(口径6.3)×高さ10cm
「ま」最大6.4(口径6.4)×高さ10cm
「ず」最大7(口径6.3)×高さ10cm
容量:(約)「な」:255ml、「ま」:245ml、「ず」:280ml
外箱サイズ:H8.5×W13×D12㎝
素材:ガラス
●洗浄時にガラスを傷つける恐れのある金属たわし、クレンザー等のご使用はお避けください。
●食器洗い乾燥機の使用はお避けください。色落ちをできるだけ避ける為にも洗浄の際は優しく手洗いをお勧めします。
和モダンなグラスセット
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歌川国芳の「猫の当て字」シリーズが、涼し気なグラスになりました。
「なまず」の字をかたどった猫の字が、それぞれ一文字づつグラスに描かれています。
手にすっぽりと収まるサイズのグラスは、晩酌のお供にぴったりです。
またグラスの形がそれぞれ違いますが、それは形によって生まれるのどごしの違いを楽しむ為。
香りやのどごしを楽しむなら、断然ビールがおすすめです!
●「な」のグラス
重厚なコクを楽しむ
すぼまった飲み口はビールを舌の真ん中に届け、重厚なコクを引き立てます。
●「ま」のグラス
爽快なのどごしを楽しむ
ストレートな形状は、ビールを真っ直ぐに喉の奥に届け、爽快なのどごしを引き立てます。
●「ず」のグラス
芳醇な香りを楽しむ
外に広がった飲み口はビールを口先から口全体へ広げ、芳醇な香りを引き立てます。
もちろん、ビール以外も普段使いにも。
高級感のある化粧箱入りで贈答用にもぴったりです。
暑い季節に向けて、和モダンなグラスで冷たい飲み物はいかがでしょうか。
猫の当て字
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「なまず」は国芳が猫と生き物を組み合わせて文字を表現した「猫の当て字」シリーズの1図で、猫とナマズで「なまづ」の文字を現しています。
「づ」の濁点は鞠(まり)で表現しており、署名の「よし」の字はひょうたんの型枠に鈴の付いた猫の首紐でふちどるなど、国芳らしい謎解きや隠し絵の趣向が見られる作品です。
「猫の当て字」シリーズには、他に「うなぎ」「かつを」「たこ」「ふぐ」の4図があります。
作品
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「猫の当て字」シリーズ 1843年 - 1845年
多色刷木版画
山口県立萩美術館、浦上記念館
作家
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歌川国芳 Kuniyoshi Utagawa(1797-1861)
現代では「奇想天外」と称賛されることの多い北斎と並んで人気の幕末の浮世絵師。
15歳で歌川豊国に入門も暫く不遇が続くが、30歳を超えた頃「通俗水滸伝豪傑百八人之壹人」が大ヒット。
「武者絵の国芳」と一躍有名に。
その後は役者絵・美人画・妖怪画のみならず、動植物を擬人化した狂画(戯画)、西洋画の表現を取り入れた風景画、世相を揶揄した風刺画など、様々な分野で話題を集めました。
「べらんめぇ口調で見栄っ張り、火事と喧嘩が大好きで、好奇心は旺盛、宵越しの銭は持たない散財家」と典型的な江戸っ子気質。
そして猫が大好き!(ド派手などてらの懐には常に猫が数匹入っていたとか)
そんな大胆でどこか素朴で憎めない人柄が、作品によく表れています。
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