*こちらの商品はネコポス対応です。
システムの都合上、日時指定ができる設定となっていますが、
ネコポス配送はポスト投函となりますので日時指定ができません。
恐れ入りますが日時指定をされたい方はヤマト配送をご指定ください。
---------------------------------------------
作品名:四季花鳥図巻(部分)
サイズ:6.5 ×10cm
パッケージ:10×10cm
素材:自然素材「漆喰塗料」を使った抗ウイルスシール
Made in Japan
携帯からのウイルス対策に
---------------------------------------------
自然素材「漆喰塗料」を使った抗菌・抗ウイルス・消臭シールです。
長崎大学熱帯医学研究所での、漆喰塗料の抗ウイルス試験(※注)結果では、付着したウイルス・細菌の増殖を抑える効果が認められました。
携帯電話以外にも、ドアノブやリモコンなど、気になる場所に貼ってお楽しみください。
実用的なだけでなく、アートを楽しめるデコレーション素材としてもおススメです。
酒井抱一の柔らかい風合いの画が、スマホを素敵に包んでくれるでしょう。
(※注:抗ウイルス試験は、コロナウイルスに対する試験ではありません)
【ご利用方法】
貼る面の状態や材質によっては、貼れない場合や、剥がすときに表面を傷めたり、粘着剤が残る場合があります。
必ず目立たない場所で試してからご使用ください。
●開封後、6か月後目安に交換してください。
【使用上の注意】
・抗菌、抗ウイルスの効果は、病衣の治療や予防を目的としたものではありません。
・すべての菌やウイルスに効果のあるものではありません。
・抗ウイルスは、ウイルスの働きを抑制するものではありません。
・漆喰は水に濡れると強アルカリ性になるため、水は厳禁です。水のかかる場所や火気の近くでは使用しないでください。
・必ずしも効果を保証するものではございませんので、ご理解の上ご使用ください。
抱一が描く色とりどりの花鳥
---------------------------------------------
「四季花鳥図巻」は、江戸琳派の祖とも言われる、酒井抱一の作品です。
抱一が58歳の頃、貴人の慶事のために描かれたものだそう。
四季の花鳥を描いた絵巻物となっていて、色とりどりの花や生き物が溢れており、計60種もの植物が登場するそう。
上巻は「春と夏」、下巻は「秋と冬」が花鳥によって優美に表現されています。
まるで、図鑑のようなアート作品ですね。
場面ごとに雰囲気が異なり、花や鳥、虫など描くものによって、タッチが変化しているのが分かります。
花鳥と呼ばれる草木花に鳥を組み合わせて描いたものは、古来より様々な作家が描いてきたテーマですが、これに虫が加わるのは、おもに江戸時代後半からなんだそうですよ。
この作品では、木の幹などに、にじみを活かした「たらしこみ」が効果的に用いられています。
琳派を代表する尾形光琳や俵屋宗達の絵に、しばしば用いられる技法で、光琳の画風を受け継いでいることが見てとれます。
作品
---------------------------------------------
四季花鳥図巻(部分)
江戸時代・文化15年(1818)
東京国立博物館蔵
作家
---------------------------------------------
酒井 抱一 Sakai Houitsu (1761 - 1829)
江戸時代後期を代表する江戸琳派の創始的絵師。狩野派をはじめ諸派に学んだのち、尾形光琳に傾倒、光琳をもとにして独自の画風を確立させました。それが、「江戸琳派」です。
抱一は、尾形光琳に憧れており、模写だけでなく、光琳百回忌をもプロデュース。
琳派の代表的な絵師として、俵屋宗達、尾形光琳に続き広く認知されています。
抱一は、名門武家である姫路城主酒井家の次男として1761年に生まれました。
酒井家は代々学問芸術に厚い家柄であったため、俳諧や能楽、書画、茶、狂歌、浮世絵など様々な文化に親しみ、その才能を開花させました。
20代まで奔放な生活を送り、自由に文化人と交流していましたが、病気を理由に 37歳で出家。
1829年、68歳で死去した後は、築地本願寺に葬られています。
リスペクトする光琳「風神雷神図屏」の裏側に描く
---------------------------------------------
11代将軍徳川家斉(いえなり)の父・一橋治済(ひとつばしはるさだ)への贈り物として、生家の酒井家より注文を受け、描いた作品があります。
それが、宗達の風神雷神図を模写した憧れの尾形光琳作「風神雷神図屏風」の裏側に描いた「夏秋草図屏風」という作品。
光琳に傾倒していた抱一なので、さぞ大興奮だったことでしょう。
抱一は、地色に銀を用い、雷神の裏に雨に濡れた夏草、風神の裏に風になびく秋草を描きました。
表と裏を関連させて対にさせたのですね。
光琳よりもリアルに表現。
抱一の最高傑作として、記念的な両面屏風でしたが、現在は保護のために切り離されて保管されています。