●東京都美術館ミュージアムショップ限定オリジナルグッズ、数量限定品
作品:東海道五十三次之内 庄野白雨
サイズ:20×11.9×厚み0.1cm
素材:ステンレス
made in Japan
※強い力を加えたり曲げると、破損・劣化の恐れがござますので、十分にご注意ください。
※とがっている部分がござますので危険です。使用目的以外には、使用しないでください。
本とアートの狭間
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歌川広重といえば、この作品を思い浮かべるかたも多いのではないでしょうか。
「東海道五十三次之内 庄野白雨」が、シルバーのスタイリッシュなブックエンドになりました。
このブックエンドはステンレス製で錆びにくく丈夫なのに薄い。
読書のお供として、部屋のインテリアとして、長く使っていただけるアイテムです。
多くの人から愛される浮世絵をモチーフにしたデザインは、なんとも日本的。
広重ファンのみならず、海外のかたにも喜ばれそう。
読書好きなあの方へ、プレゼントにいかがですか。
東海道五十三次之内
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「東海道五十三次之内」は、広重の代表作とも言える傑作で、東海道の名所を全部で55枚描いた浮世絵木版画の連作です。
この作品によって、北斎とともに、浮世絵界に名所絵(いわゆる風景画)というジャンルを確立したとも言われています。
東海道は「江戸(将軍)」と「京都(天皇)」を結ぶ、当時の日本の最も重要な街道。
この庄野は、45番目の宿場で、現在の三重県鈴鹿市にあたります。
作品名の白雨とは、夕立のことです。
描かれているのは、雨が降る中、坂を懸命に登る駕籠かきと、駆け下りる旅人と農夫。
旅人たちの背景には、雨風に揺れる竹薮。
足早で駆け抜ける様子は躍動感があり、水に濡れる地面を走る足音が聞こえてきそうです。
「東海道五十三次之内」の中で、この庄野が最も有名な作品と言われており、目にしたこともあるかもしれませんが、原画には、駆け下りる旅人の傘に「竹のうち」「五十三次」の文字があるので、広重の遊び心を見つけてみてくださいね。
【作品】
歌川広重
東海道五十三次之内 庄野白雨(1833-34)
木版多色刷
■歌川広重 Hiroshige Utagawa(1797 - 1858)
江戸時代の浮世絵師。本名は安藤重右衛門。広重は、遠近法を用いて、雨風を感じられる立体的な描写で名所絵を描くことを得意とし、ゴッホやモネなどの西洋の画家にも影響を与えたと言われています。1831年(天保2年)、35歳で風景画家としての評価を受けたきっかけとなったのが「東都名所」。ちょうど、72歳の葛飾北斎が「富嶽三十六景」を発刊したころでした。当時、広重は教えを請うため、尊敬していた北斎のもとをよく訪れていたとも言われています。1833年、傑作といわれる「東海道五十三次絵」を生み出し、浮世絵界にてその名を不動のものにしました。62歳で永眠。当時大流行したコレラが原因と言われています。
広重は火消しだった!?
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広重は、浮世絵師としてその名が知られていますが、実は「江戸の火消し」だった、というのはご存知でしょうか。
火消しとは、江戸の消防組織とその構成員であり、今の消防士のような職業です。
広重は、江戸の八代洲河岸(やよすがし)定火消屋敷の同心、安藤源右衛門の長男として誕生。
なんと、数え13歳で、家督を継ぎました!
でも、幼い頃からの絵心が勝り、15歳で歌川豊広に入門。
そこから、浮世絵師としての人生が始まりました。
27歳で火消しの役職を退き、絵に専念するまで、両立していたと言われています。
師匠である歌川豊広から「広」の一字を受け、「広重」と名乗るようになりました。
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