*こちらの商品はネコポス対応です。
システムの都合上、日時指定ができる設定となっていますが、
ネコポス配送はポスト投函となりますので日時指定ができません。
恐れ入りますが日時指定をされたい方はヤマト配送をご指定ください。
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作品名:紫陽花に雀/百合に黒揚羽/菜の花に揚羽蝶/木蓮に四十雀
サイズ:16×22cm 開いた状態32×22cm
素材:プラスチック
大切な小物書類の管理に
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日本ではあまり紹介されず、目にしたことがない人も多い「小原古邨」とは。
実は「新版画」のアーティストとして、海外で一番知られている作家なのです。
柔らかいタッチで、版画とは思えない繊細さ。
海外のコレクターたちからも求められた美しい花鳥画がとても魅力です。
大事な書類をしまうときも、自分の好きな絵画に触れていたい…
そんな方のために、表と裏、そしてポケットまで、小原古邨の4作品が楽しめるクリアファイルをご紹介します。
小ぶりなサイズで便利な2ポケットは、ポストカードや領収書、チケットなど、「ぐしゃぐしゃにしたくない、折りたくない大事なもの」の保管に役立ちます。
女性のバッグにも入れやすく、持ち歩きやすいA5サイズです。
優しい色合いの版画作品が全面に印刷されているので、書類を透けさせないで保管することができ、落ち着いた絵柄がオフィスや学校の雰囲気にも溶け込んでいくでしょう。
単色のクリアファイルは何を挟んだのかを忘れがち…
大事なものは絵柄ファイルで保管!
事務ファイルの中に埋もれても、古邨作品で見つけやすくなるかも!?
何枚あっても用途は多様で、ポケット付きは使い勝手も抜群。
アートなクリアファイルコレクションの一枚としてご利用ください。
■小原 古邨 Koson Ohara(1877 - 1945)
明治時代から昭和時代にかけての日本画家、浮世絵師、版画家。
明治 10 年に金沢に生まれ、日本画家の鈴木華邨に学び多くの花鳥画を描きました。若い頃にはアーネスト・フェノロサの指導も受けたと言われています。
明治後期には、江戸時代から続く浮世絵の版元の大黒屋・松木平吉や滑稽堂・秋山武右衛門から木版作品を出版し、特に海外において人気を博しました。
大正から昭和になると、渡邊庄三郎による新版画運動が盛んになりますが、明治後期から活躍をしていた古邨も新版画における花鳥画の名手として、祥邨と名を改めて作品を出版、ほかに豊邨の名でも作品を残します。米国トレド美術館をはじめワルシャワでの展覧会にも出品し好評を博しましたが、第二次世界大戦の戦局も厳しくなった昭和 20 年正月、 68 歳 でその生涯を閉じました。
クリムトもコレクションした古邨作品
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小原古邨は、日本ではあまり知られていないかもしれませんが、世界には多くのコレクターがいました。
美術商のロバート・ムラー(1911-2003)の旧コレクションもその一つ、現在は米国のフリーア・サックラー美術館やアムステルダム国立美術館に所蔵されています。
あの有名な、ウィーン世紀末の画家「グスタフ・クリムト」(1862-1918)もコレクションしていたとのこと!
また、画家の「カール・ラーション」(1858-1919)のスウェーデンの家には、古邨の作品が飾られていたといいます。
古邨の作品は、同時代を生きた画家の目にも止まっていたようです。
古邨に魅せられた浮世絵蒐集家
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一方、国内においては、浮世絵の蒐集家として知られていた実業家 原安二郎のコレクションから、古邨作品が大量に見つかりました。
原安二郎は、北斎や広重の名所絵に定評があるコレクションをもち、「富嶽三十六景」などのシリーズを網羅、また広重の「六十余州名所図会」「名所江戸百景」も全揃いで蒐集し、ともに初摺の保存状態が極めて良好な作品群で知られています。
彼の年齢からすれば、古邨の作品は現代美術そのものでしたが、北斎や広重のようにその名を知らずとも、約250点も蒐集していたとなれば、古邨に魅了された一番のファンだったのかもしれません。
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