●東京都美術館ミュージアムショップ限定オリジナルグッズ、数量限定品
作品名:本体-「荷宝蔵壁のむだ書(黄腰壁)」(部分)
缶バッジ-「見立東海道五拾三次 岡部 猫石の由来」(部分・踊る猫又)
サイズ:本体-36.5×48cm×マチ11cm(容量約17リットル)
持ち手-長さ55×幅2㎝ 缶バッジ-φ5.5㎝
素材:本体-綿100% 缶バッジ-スチール
色:ブループリント
※モデルの身長は約166㎝です
お江戸のポップアートがトートに
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中央で「大でき(良くできました)」と踊るニャ●メ…ではなく猫又(よく見ると尻尾が2又に分かれているので猫又です)
そして脇を固めるヘタウマな人物画。
ピンストライプ地にブルーのプリントが、面白ポップな図柄をスマートに見せてくれます。
さらりとした生地で小さくたためるので、エコバッグとしてもご使用になれます。
取っ手の付け根に飾られた踊る猫又缶バッジが、いいアクセントに。
洗濯の際は、取り外すこともできます。
エコな生活を意識して猫又に「大でき 大でき!」と褒められたい(?)
国芳は茶目っ気たっぷり!?
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この作品は、国芳による戯画の中でも傑作の1つ。5枚シリーズのうちの1つ。
一見本当にスケッチのようですが、これも立派な「版画」です。
彫師(版画の木を彫る職人)泣かせも良いところ…。
「質素・倹約・贅沢禁止」で有名な天保の改革は、風紀粛清も行い、役者絵や美人画も禁止の対象となりました。
そんな中、国芳は「荷宝蔵と呼ばれる土蔵の外壁に釘で引っかいた落書き」風なものを描き、
「禁止されている役者絵?!とんでもない、これは単なる壁の落書きですよ」
…と言い逃れつつ、「荷宝蔵(にたからくら)」は「似たから」にひっかけていて、似顔絵を描いていることをにおわせています。
なんという皮肉。なんという茶目っ気!
猫又を取り囲むように描かれた似顔絵は、全て歌舞伎役者(松本幸四郎や市村羽左衛門、中村歌右衛門など)なのですよ。
【作品】
歌川国芳
「荷宝蔵壁のむだ書(黄腰壁)」(部分)(1848年頃)
■歌川国芳 Kuniyoshi Utagawa(1797-1861)
現代では「奇想天外」と称賛されることの多い北斎と並んで人気の幕末の浮世絵師。
15歳で歌川豊国に入門も暫く不遇が続くが30歳を超えた頃「通俗水滸伝豪傑百八人之壹人」が大ヒット。
「武者絵の国芳」と一躍有名に。
その後は役者絵・美人画・妖怪画のみならず、動植物を擬人化した狂画(戯画)、西洋画の表現を取り入れた風景画、世相を揶揄した風刺画などなど、様々な分野で話題を集めました。
「べらんめぇ口調で見栄っ張り、火事と喧嘩が大好きで、好奇心は旺盛、宵越しの銭は持たない散財家」と典型的な江戸っ子気質。
そして猫が大好き!(ド派手などてらの懐には常に猫が数匹入っていたとか)
そんな大胆でどこか素朴で憎めない人柄が、作品によく表れています。
※この商品は最短で1月29日(金)頃にお届けします。
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