SOLD OUT
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●東京都美術館ミュージアムショップ限定オリジナルグッズ、数量限定品
作品名:ピアノを弾く妻イーダのいる室内/室内ー開いた扉ストランゲーゼ30番地
サイズ:22×31㎝(A4)
素材:プラスチック
コレクションの1枚に
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大事な書類をしまうときも、自分の好きな絵画に触れていたい…
そんな方のために、表と裏、ハマスホイの二つの作品が楽しめます。
モノトーンを基調とした色合いの作品が全面に印刷されているので、
書類を透けさせないで保管することができ、またインテリアともあわせやすく
オフィスや学校の雰囲気にも溶け込んでいくでしょう。
単色のクリアファイルは何を挟んだのかを忘れがちです。
そんな時にも絵画作品のクリアファイルを選ぶことで、どの作品のクリアファイルに何を入れたのか見つけやすくなりそうです。
アートなクリアファイルコレクションの一枚としてご利用ください。
同時に楽しめる人気の2作品
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クリアファイルに施されているのは、2つの絵。
一つは、『ピアノを弾く妻イーダのいる室内』、もう一つは彼の描く室内は、『室内―開いた扉、ストランゲーゼ30番地』です。
ハマスホイの描く多くが自分の家の中。この絵も、自宅の中でピアノを弾く妻の後ろ姿や、アパートの室内が描かれています。
このタイトルにある「イーダ」という女性は、彼の妻。
様々な作品に登場しますが、決まって後ろ姿です。
彼の絵は個人蔵が多い中、この作品のみが、唯一日本の美術館が所蔵しているもの。
上野の国立西洋美術館が所蔵しています。
クリアファイルの裏面に施された作品は、『室内―開いた扉、ストランゲーゼ30番地』。
当時、ハマスホイは古いものに傾倒し、絵画にはその静謐と郷愁が込められています。
ハマスホイはデンマークで何度か引っ越しをしていますが、この「ストランゲーゼ30番地」にある、大変古いアパートの部屋が、最も彼の創作意欲を刺激したと言われています。
そのアパートの、家具もない、ただ静かな室内が描かれている作品です。
【作品(表)】
ヴィルヘルム・ハマスホイ
『ピアノを弾く妻イーダのいる室内』 1910年
Interior with Ida Playing the Piano
国立西洋美術館蔵
【作品(裏)】
『室内―開いた扉、ストランゲーゼ30番地』 1905年
The David Collection, Copenhagen
デーヴィズ・コレクション蔵
■ヴィルヘルム・ハマスホイ Vilhelm Hammershøi,(1864-1916)
デンマークを代表する画家。17世紀オランダ風俗画の影響が認められる静寂な室内表現から “北欧のフェルメール” とも呼ばれ、世界的に評価が高まり続けています。身近な人物の肖像、風景、そして静まりかえった室内を、細密なタッチで描いてきました。白・黒・灰色を基調とした色調で、静寂な空気を感じさせる独特の世界観が、人々を魅了しています。
コペンハーゲンで生まれ、8歳から素描のレッスンを始め、弱冠15歳で王立美術アカデミーに入学。
並行して「芸術家たちの自由研究学校」に通いクロイアの指導を受けました。
ハマスホイは生涯を通じて肖像画、風景画も描きましたが、1890年代半ば頃から室内画によって国内外で高く評価されました。
1911年には、ローマの国際美術展でクリムトらと並んで第一等を受賞。
その翌年にはフィレンツェのウフィツィ美術館から作品制作の依頼を受けました。
没後、一時は時代遅れの画家と忘れ去られてしまいましたが、1990年代末以降の主要な美術館で、次々と回顧展が開催され現在再び脚光を浴びています。
光と色を操る絵画
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ハマスホイの作品は光と色調の絵画であり、写真のような効果もあります。
フェルメールが絵画でカメラオブスカラ(注1)を採用したのと同じように、ハマスホイは写真を使用して絵画の空間、光と時間の感覚を拡張し、モダンで時代を超えた印象を残したと言われています。
注1:カメラオブスカラとは、ラテン語で「暗い部屋」の意味で、写真の原理を使った投影像を得る装置で、主に素描に使われました。
遠近感が正しいためリアリズムに富んだ表現が描け、諸説ありますがダヴィンチが写生に利用したり、フェルメールをはじめ17世紀のオランダの画家も利用したと言われています。
ミニマリスト画家 ハマスホイ
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ハマスホイは非常に静かで派手なことを望まず、引きこもっていたと言われています。
ストランドゲード30にある彼自身のアパートは、引っ越しの際に、全ての木工品を白く塗り替え、壁と天井は灰色に、床板は濃い茶色に塗り替えたそうです。
家具は最小限にとどめ、静寂な落ち着いた自分の理想の家を求めました。
ハマスホイの作品の多くに室内が描かれており、少ない色数を好んで使ったというのも納得できますね。
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